2022.6.20
『親なき後』 障がい者の命綱
今朝は、7時から8時、六地蔵駅で福山哲郎さんと駅立ち。田中美貴子府議、松峯茂市議や自治体議員の方々からも応援のスピーチを頂きました。
『終のすみかグループホームが心配!』
障がい者グループホーム、法律改正へ!
障がい者のご家族や当事者の方々から、心配の声を聞きました。
厚労省が創設する『通過型グループホーム』とは、グループホーム(以下、GH)生活を経た後、1人暮らしに移行するものです。
ご家族や当事者からは、『GHを追い出されたら、1人暮らしは無理。通過型GHでなく、終のすみかのGHを増やして欲しい!そうでないと安心できない!』と、切実な声を聞きました。
厚労省は、『4割のGH入居者が1人暮らしを希望している』と、信じがたい調査結果を示し、『通過型GHを増やすことにより、障がい者の1人暮らしを支援し、GH予算を節約したい』と、言います。
しかし、『京都では、多くの障がい者が、終のすみかのGHを望んでいる。1人暮らしは無理』と、私が話を聞いたご家族や当事者の方々は心配しておられました。
この『障害者総合福祉法の改正』は、秋の臨時国会で審議予定です。
『親なき後』の障がい者の命綱がGHです。単にGH予算を節約するために、通過型GHを増やすのではダメです。
終のすみかのGHの整備は、今まで以上に必要です。
参議院議員の福山哲郎さんは、京都府身体障害者連合会の会長であり、障害者福祉の充実をライフワークにしておられます。
今回の法改正が、『通過型GHを増やし、終のすみかであるGHの整備を減らす』という間違った改正にならず、『終のすみかのGH整備をスピードアップする』ように、福山さんと私は、力を合わせて頑張ります!
『終のすみかのGHを増やして欲しい!』。この切実な声を、私は議員になってから23年間、ずっと地元の障がい者のご家族から聞き続けています。その声を政府に必ず届けます!