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介護給付費分科会の開催について その他 |
第66号(2002/03/14) |
グループホームのメールマガジン読者の皆さん、こんにちは。 本当にご無沙汰して申し訳ありません。3ヶ月ぶりです。 これからはこまめに発行します。 グループホームについて、第一のトピックは、 今年の診療報酬の改定により、 高齢者の長期入院が難しくなり、 多くの高齢者が退院を迫られることになりそうですが (私は反対ですが)、 その退院後の受け皿として、 特別養護老人ホームや老人保健施設とともに 厚生労働省はグループホームをあげています。 グループホームの役割が大きくなりそうです。 また、来年4月にはグループホームの介護報酬が 見直しになります。 その中身は今年の秋くらいまでに明らかになるようです。 厚生労働省の社会保障制度審議会の介護給付費分科会で 毎月議論が行われていますが、3月にはこの分科会で グループホームについて議論されます。 ■第6回社会保障審議会介護給付費分科会の開催について 日時 平成14年3月25日(月)午後16時半〜18時半 場所 厚生労働省省議室(合同庁舎第5号館9階) 議題 介護報酬について (痴呆対応型共同生活介護〜グループホーム〜、 福祉用具貸与購入、 住宅改修、 特定施設入所者生活介護〜有料老人ホームや ケアハウス〜) 傍聴者 若干名 申し込み方法 ハガキ又はファックス(03-3595-4010)にて 事務局まで申し込みください (お名前、所属、電話番号、ファックス番号等連絡先を お知らせください。) 申し込み締切19日まで ◆ なお、注目のグループホームの介護報酬については、 下記のような流れで決定されます。 簡単な流れを私の新スタッフの上田理人君がまとめました。 ★「グループホームの介護報酬の今後の流れについて」 介護報酬の見直しについて昨年10月より社会保障審議会、 介護給付分科会で検討されていますが、今月の25日には グループホーム、有料老人ホームについての論点を 一通り議論されます。その後の予定は以下の通りです。 14年4月 事業者へのヒアリング (介護事業経営実態調査の実施) 5月〜審議第2ラウンド 7月 介護報酬骨格決定 (支払いシステムの設計変更〜15年3月) 秋 介護報酬新単価の設定に向けての議論 (介護事業経営実態調査の結果報告) 15年1月 介護報酬新単価の諮問・答申 4月 介護報酬改定 また、3月25日の介護給付分科会でのグループホームについての 議論はこのメールマガジンで報告します。 最後に1つ私の疑問を書きます。 ◆完全個室のユニット型特別養護老人ホームが今後急速に増えますが と、これと、グループホームはどう違うのでしょうか? ◆完全個室のユニット型特別養護老人ホームが増えれば、 グループホームの増加は加速するのか、鈍るのか? ◆さらにそれぞれのメリットは? ◆皆さん、どう思われますか? このことについても今後このメールマガジンで 議論していきたいと思います。やまのい和則 拝 ■お知らせ 3月17日(日)午前10:30−12:00 文化パルク城陽にて (近鉄奈良線で京都駅から30分の寺田駅から徒歩5分) 福祉学習会を行います。 内容は、 「個室化・ユニットケアで特別養護老人ホームはどう変わる」 という50分のビデオを見ながら、私が問題提起し、 ユニットケアや今後の特別養護老人ホーム、介護保険のあり方 について議論するというものです。 予約不要、入場無料です。 お気軽にお越しください。 詳しくは、ホームページをご覧ください。 http://www.yamanoi.net/kai/02/020317.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆やまのい和則の「痴呆ケアの切り札・グループホーム!」☆ (2002年03月14日現在 登録数 2061) |