活動報告

Activities

山井の活動


元旦から、地元の大久保自衛隊の多くの隊員の方々が、能登の被災地に向かい、懸命に、道路復旧、人命救助などに取り組んで頂きました。
そのことも紹介しながら、本日2/28の衆議院予算委員会第二分科会(総務省関係)で、消防団の活動支援、自衛隊員の処遇改善、介護保険の訪問介護の報酬減算、お茶の振興について、松本総務大臣や政府参考人に質問しました。
私は『自衛隊員応援議員連盟』に所属し、今までから自衛隊員の処遇改善を、政府に強く要望していますが、改めて国会質問という形で、処遇改善を要望しました。
大変重要な任務ですので、更なる処遇改善や労働環境の向上が必要です!
今は、隊員不足が深刻です。
防衛費は増えますが、処遇改善には、ほとんど予算がついていません。



山 井
「消防団の活動は地域でとても重要だ。能登半島地震でも消防団員が犠牲になっている。一方、消防団員は減っている。消防団員の処遇改善に取り組むべきではないか」


松本大臣
「能登半島地震でも消防団員の皆さんにはご尽力いただいている。消防団確保は重要な課題であり、報酬等の基準を作成し処遇拡充に取り組んできた。また、現場ニーズも踏まえ装備の拡充支援も取り組んでいる」


山 井
「女性消防団員も増えている。女性消防団員の活動の支援も充実すべきではないか」


松本大臣
「女性消防団員も重要な担い手だ。活動環境の改善にも取り組んでいる。ポスターも女性を意識したものも用意している。消防団のさらなる活動の充実の支援をしていきたい」


山 井
「能登半島地震では、地元の大久保駐屯地を始め、自衛隊員の方々に活動頂いている。その活動にしっかり報いるためにも処遇改善にしっかり取り組んでほしい」


防衛省参考人
「本国会でも処遇改善のための法案を提出している。誇りをもって自衛隊員が活動できるように取り組んでいきたい」


山 井
「しっかり取り組んでほしい」
「会計年度任用職員の学童指導員の処遇が改善されにくい。こども家庭庁が来年度予算で運営費補助金の拡充を打ち出したが、利用しにくいという意見が自治体から上がっている」


こども家庭庁参考人
「学童指導員の処遇改善は取り組んでいる。令和3年の処遇改善策は全国7割の自治体で利用された。会計年度任用職員は、職種間の処遇の均衡など難しい側面がある。今回の運営費補助金の拡充も含め、好事例を全国自治体で共有頂けるようにするなどの取り組みを展開する」


山 井
「会計年度任用職員の処遇改善はハードルが高い。総務省からも通知などで働きかけてほしい。」


松本大臣
「会計年度任用職員の報酬は適切、適正に評価して支給すべき。学童指導員の報酬は低い傾向にあるとも認識している。職務内容に応じて適切に設定するよう周知していきたい」


山 井
「学童保育で、夏休み等の長期休暇時の給食実施を推進すべきではないか」


こども家庭庁参考人
「学童保育での給食について、5月調査では23%で実施している。経済的に困難な家庭への配慮などの留意事項を踏まえつつ、自治体個別の判断だが、好事例を提供するなど、実施に向けた各種支援をしていきたい」


山 井
「ぜひ推進して頂きたい」「介護保険の訪問介護報酬の引き下げに対し、不安と批判が噴出している。介護従事者も反対一色。歴史的大失策ではないか。厚労省の『トータルでは処遇改善』という説明は全く伝わっていない。撤回すべきだ」


厚労省参考人
「介護報酬全体では、介護職員と他の職員の処遇改善を主眼として+1.59の改定。訪問介護事業者の収支差を踏まえて訪問介護の報酬を算定した。しっかりご説明して人材確保に取り組む」


山 井
「現場が厚労省の説明を受け入れられないことはアンケートでも明らか。介護の『在宅重視』を切り捨てるというメッセージになってしまった。事業所の閉鎖、統廃合が相次ぐ。回避するには、訪問介護の報酬引き下げの撤回か補正予算で手当てするなどの取り組み、つまり訪問介護を支えるというメッセージが必要。早急に取り組むべき」


厚労省参考人
「在宅重視の方向性に変更はない。人材確保や処遇改善のため、業務負担軽減、職場環境改善を行っている。仕事の魅力発信などを含め総合的に取り組む」


山 井
「全国的に『在宅軽視』と捉えられている。そうでないなら、否定する強いメッセージを出すための方策を打ち出すことが不可欠だ」


山 井
「予算委員会理事会で合意して、委員会審議中にお茶を飲めるようになった。お茶のリラックス効果により、充実した議論ができるとも考えている。お茶の効用、健康効果について、農水省の認識と普及啓発、茶業振興の取り組みについて示してほしい」


農水省参考人
「お茶には、カテキンやテアニンなどの機能性成分が含まれており、様々な研究について、結果の発信、普及を行っている。こうした活動に合わせて輸出拡大や生産支援にも取り組んでいる。」


山 井
「お茶振興は、国会審議の充実にも貢献できると思う。さらに取り組んでほしい」


全議事録や配布資料は、こちらをご覧ください >>


昨晩遅くまで、国会で質問準備をし、宿舎に戻り夕食。
地元のほうれん草、春菊、鶏肉のササミをゆでて、『ちょい呑み はわい』の秘伝『まんまるのたれ』をかけて、食べました。
美味しかったです!