2023.4.25
決算行政監視委員会 質疑報告
4月24日、決算行政監視委員会にて、小倉こども担当大臣と論戦!ゼロ回答!
『子ども貧困対策として、貧困家庭から一番、要望が強い、児童扶養手当の増額や所得制限を検討すべきではないか?』と私。
『異次元の少子化対策の検討課題には、児童扶養手当の拡充は入ってない』と、小倉大臣。
『子どもの貧困対策に力を入れるから、私は、こども家庭庁に期待しているが、児童扶養手当の拡充を検討すらしないなら、こども家庭庁は、意味がない』と、私。
初めて小倉大臣と論戦をしましたが、こども家庭庁は、子どもの貧困対策が、目玉なのに、児童扶養手当の拡充を検討すらしない、という姿勢に失望しました。
つまり、政府は、8兆円とも言われる巨額の子ども予算倍増を検討課題として発表しながらも、その8兆円の子ども政策からも、児童扶養手当の拡充は、排除し、明記していないのです。残念ながら、一般の子育て支援には予算を増やしても、子どもの貧困対策の予算は、断固として増やさない、と、泣きたくなるような強固や政府の、貧困家庭の子どもへの冷たさを痛感します。
これでは、何のために、こども家庭庁を創設したのか?意味がない!
初めての、小倉大臣との論戦であり、また、小倉大臣は、私より若い、当選回数も少ない後輩議員なので、私は、ボロカスに怒るのは我慢しました。しかし、失望しました。
『私、山井が納得できない、と怒っているのではない。全国の貧困に苦しむ子どもや保護者の方々が、児童扶養手当の拡充は検討すらしない、という小倉大臣の答弁に納得しない。粘り強く、実現するまで、要望を続けます!』と、小倉大臣に要望しました。
詳しくは、後日アップする議事録をご覧下さい。
政府が、子どもの貧困対策に、いかに、やる気がないか!を痛感しました。
私も国会議員になって8期23年が経ち、そもそも、大学1年の時から、児童福祉施設でボランティアを始め、貧困家庭の子どもたちを支援することをライフワークにしたい!と決意し、政治にも関心を持ち始めました。
しかし、今でも、政府が、子どもの貧困対策にやる気がないことは残念でなりません。
選挙の際には、政治家は、福祉や子どもの貧困の解消を演説で話しますが、政府は、全くやる気なしです。
今年6月には、私も中心になり、超党派で成立させた議員立法『子どもの貧困対策法』の10周年になり、様々な集会が開かれます。
引き続き、超党派の子どもの貧困に関心の強い議員と、支援団体で協力し、粘り強く要望を続けます。
児童扶養手当の増額と所得制限の緩和が実現するまで、私は戦い続けます!
議事録は、後日こちらにアップしています >>