活動報告

Activities

山井の活動



衆議院予算委員会第5分科会で後藤厚労大臣、尾身コロナ分科会長にコロナ対策やワクチン接種の加速化などについて質問しました。
<以下、質疑要旨です>
山井
「新規感染者はピークアウトともいわれているが、死亡者、重症者が増えている。私の身近でも、最近、3人のコロナ感染の高齢者が入院できずに亡くなった。深刻な事態。重症者のピークアウトの見通しはどうか」
尾身分科会長
「新規感染者数は鈍化しても、重症者のピークアウトは数週間遅れる。重大な局面。リスクの高い人に重点的に検査と対応に重点化すべき」
山井
「致死率は下振れしているという後藤大臣の答弁が先日あったが、その通りの状況。オミクロンで死亡者の絶対数が増えるリスクがある。ピークアウトの現状認識は」
尾身分科会長
「今のところ重症化リスクの高い高齢者の感染が増えている状況で、急激に減少することはあまり考えられない」
山井
「ここで気を緩めたら出口が見えなくなるリスクがある。出口戦略は、ワクチン、接種体制、検査体制、経口薬の普及かと思うがいかがか」
尾身分科会長
「認識は同じ。感染を抑える戦略と、第6波終了後の中長期的な対応戦略の2つの側面を検討すべき。後者は複数のシナリオが必要」
山井
「ポイントはブースター接種。高齢者の何%の接種が必要か」
尾身分科会長
「治療や検査の状況にもよるが、高齢者全体というより高齢者施設での接種が重要。集中すべきではないかと思う。認識では半分くらいだ」
山井
「高齢者施設では、利用者、従事者の何割の接種が完了しているか」
後藤大臣
「重要性は強く認識している。ほとんどの自治体で施設に案内済み。2月末までの接種完了者の見込み数は、今日中に公表する予定」
山井
「感染者をかかえる施設はとても切羽詰まっている。私の地元の高齢者施設でもクラスターが発生し、地獄のようだ、との悲鳴が上がっている。2月末までには希望する高齢者施設の利用者と介護職員の接種完了を目指してほしい。今までから要望しているが、自治体に、2月末までに介護施設は接種完了を目指すように、通知を出して頂きたい」
後藤大臣
「昨日、その通りの通知を出した。ワクチン接種を強制はできないが、希望者への接種は2月末までに完了できるように必死で取り組んでいる」


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