活動報告

Activities

山井の活動


コロナで闘病された方にお目にかかり、酸素濃度をはかるパルオキシメーターを見せてもらいました。
『目の前が真っ白になった。息ができず、死ぬと思った!』と仰っておられました。
パルオキシメーターは、在宅療法者には必要不可欠です。



重症化を防ぐ切り札の一つ『抗体カクテル療法』が、外来で使用可能となりましたが、在宅でも行えるよう、田村厚労大臣に要請しました。
外来に行けず自宅療養しているコロナ患者が大多数なのに、外来や入院でないと、カクテル療法が使えないのは矛盾しています。
尾身会長も『外来や入院が無理な場合は、医師が対応できる地域なら、在宅でカクテル療法を認めるべき』と明言されました。
京都の医師の方々からも、強い要望が出ています。
アメリカでも、在宅で行われています。


カクテル療法は、軽症者に1週間以内に点滴をすれば、ほとんどの場合、重症化が予防できます。
例えば、ある病院で40人に投与した結果、重症化は1人だけでした。
しかし、今は、軽症者は、入院ができず、外来にも、なかなか行けない。
外来に移動する手段も大変です。
そのため、重症化が予防できるはずの大多数の軽症者に、今はカクテル療法が使用できず、ミスミス重症化を放置しています。
自宅死が増えた後に、在宅使用が許可されても、手遅れです。