活動報告

Activities

山井の活動
高齢化が進み、介護保険サービスを利用している方が増えています。

そんな中、手術後に退院して1人暮らしの高齢女性Aさんは、週1回のホームヘルプを命綱としています。

今回、要支援の150万人が介護保険からはずされ市町村事業に移行する案が政府から出され、再来年四月からの実施が目指されています。

先日、現場の声をうかがってきました。都市部に住むその高齢女性Aさんに、「田舎の方では、もしかしたら要支援が介護保険から外されるかもしれないそうです。もし、毎週ヘルパーが来なくなったらAさん、どう思いますか?」と聞いてみました。「それは困る!!」と一瞬険しい顔になって答えられました。

手術後に退院して、腰が曲がらず、掃除や家事が十分にできず、週1回のホームヘルプで何とかAさんの1人暮らしが成り立っています。近所との交流が少なく当初は軽い認知症でしたが、ホームヘルプを利用するようになってから体調も良り、もの忘れも減っています。

Aさんはホームヘルパーさんを自分の孫のように思い、週1回の訪問を楽しみにしています。お子さんたちは遠くに住んでいます。ホームヘルパーさんは、「週1回のホームヘルプがもし、今後、市町村事業に移行し、受けられなくなれば、Aさんは認知症が悪化したり、あっという間に要介護にならないか心配」と、不安に思っています。

私にはつらい思い出があります。私が政治家になる前、福祉研究者として大学で社会保障を教えていた時、すごく仲の良かった寝たきりの1人暮らしのおばあさんがおられました。介護疲れもあって、ご主人が先に他界されてしまいました。ホームヘルプを命綱として、生きておられました。しかし、仲の良かったホームヘルパーさんが交代することになり、前途を悲観したおばあさんは、絶食をし、しばらくしてお亡くなりになってしまいました。

文字通り、そのホームヘルパーさんは命綱だったのです。命綱を奪うことは決して許されません。そうならないように、私も現場の声を国会に届けていきます。介護という仕事は、虚弱な高齢者の命と生活を守る尊い仕事です。