2013.8.26
国民の痛み
2013/8/22 京都新聞 |
介護保険から要支援の高齢者150万人を切り離し、市町村事業にすることには反対です。週に1~2回のホームヘルプやデイサービスのおかげで、介護予防効果で重度化が防げている方、認知症が予防できている方、認知症の悪化が止まってる方、独り暮らしや老老介護が可能になっている方がたくさんいます。
今後の政府の方針では、消費税を5%も上げ、税収が年に12兆円も増えるのに、介護保険から150万人もの要支援高齢者をはずすといいます。消費税増税は、社会保障の充実と維持のためだったはずです。 介護保険は大幅カットの一方で、国土強靭化計画で公共事業は大幅に増やすのが政府の方針。お金に色はついていないから、これでは、消費税増税は事実上、公共事業に流用されることになります。保障のためだから、しぶしぶ消費税増税はやむ無しと考えるのであって、そうでないなら、話が違います。 |