2023.5.25
少子化財源の確保のため、介護・医療予算カット
宇治茶配合飼料使用『京たまご、茶乃月』
『まろやかで、味が濃い!』
先日、城陽旬菜市15周年で、『宇治茶配合飼料を使った卵は、味が違うのですか?』と尋ねたら、お店の方は、『まろやかで、味が濃いです!』と、言っておられました。
今朝、宿舎で、食べてみたら、確かに、味が濃い!美味しいです。
創業90年、伝統の味『マルウしょうゆ』を少しかけて、卵かけご飯にしました。お米は、山城産のお米です。
宇治茶飼料が、卵の味を、より美味しくするとは、びっくりです!
最近は、野菜でも、宇治茶配合飼料による生産が行われています。
確かに、宇治茶飼料により、より健康的な、美味しい野菜が、生産できるような気もします。
また、旬菜市で買った、城陽のトマトも、リコピン豊富、栄養満点。
甘くて、美味しかった!
今朝、点てた抹茶は、今年1番のふわふわな仕上がりでした。
熱い新茶も飲み、身体を温め、パワーアップしました。
農家の方々に感謝しつつ、今日も国会で働かせて頂きます!
これは、ダメ!
『少子化財源の確保のため、介護、医療の予算をカット!』政府の方針。
先日の報道によれば、少子化財源を確保するため、政府は、介護や医療の予算にあたる介護報酬や診療報酬を抑制し、予算をまかなうことを検討中。
勘弁してほしい。更なる介護職員の処遇改善に頑張る!と、岸田首相は、私にも、国会答弁したではないか?
介護現場では、人手不足もあり、処遇改善は待った無しです。
さらに、コロナ禍で、必死に頑張ってきた医療現場に対し、診療報酬、医療予算を抑制するとは、話が、逆ではないか?
そもそも、子育て支援の充実には、大賛成だが、なぜ、財源が、医療や介護の予算カットになるのか。
当たり前の話で、子育て支援も、介護も医療もみんな大切ではないか。
一方、防衛予算は、倍増。年に4兆円、増額する。その財源のうち、年3兆円は、無駄削減や剰余金の活用でまかなう。
それなら、子育て支援の予算も、同様に、無駄削減や剰余金の活用により、確保すれば良いではないか。
なぜ、子育て支援の予算だけ、財源は、医療や介護の予算カットになるのか?
介護報酬が抑制されたら、連動する障がい福祉報酬を抑制され、障がい福祉予算もカットされかねません。
私も議員になり、8期23年。民主党政権では、厚労大臣政務官もし、その際には、10年ぶりの診療報酬引き上げ(ネット)や、介護職員・障がい福祉職員の処遇改善も実現し、命を大切にする政治に取り組んできました。
そして、日々、介護現場や医療現場の方々の要望、悲鳴を聞いている私としては、介護や医療の予算カットは、我が身が引き裂かれるくらい、受け入れられません。
振り返れば、私が27才の時、松下政経塾の研究員として、老人病院の認知症などの高齢者の病棟に泊まりがけで年末年始、1週間、実習し、腰痛の苦痛に耐えながら、入浴介助、食事介助、オムツ交換をする中で、昼休みに、休憩室で、みかんを食べながら、介護職員の女性の方々から、『お兄ちゃん、松下政経塾で勉強しているということは、政治家を目指してるんか。もし、政治家をなるんやったら、私たちの給料、もうちょっとあげてもらえへんか。こうやって、正月三が日も、朝から晩まで、私たち、お年寄りのオムツ交換してるけど、他の仕事より、給料安いねん。他の仕事に私らも代わりたいとは、思うけど、家族とも離れ離れになり、面会も少ない、この病棟のお年寄りと接したら、情が移って、この仕事、やめられへんねん』と、言われました。
正月三が日の老人病棟はつらいです。なぜなら、家族が面会に来る入院患者さんと、家族が面会に来ない患者さんがおられるからです。家族が面会に来られない患者さんは、大変、ショックを受け、体調が悪化する方もおられます。他のご家族の面会の楽しい談笑の声が、大部屋なので、耳に入るからです。
『うるさい!うるさい!』と、家族が面会に来られない患者さんが、他の面会の家族に対し、大声で叫ばれました。自分に家族の面会が、正月なのに、ないからです。
年に一回の正月三が日。この時だけは、もしかしたら、家族がお見舞いに来てくれるのではないか、と、多くの患者さんは、願っておられましたが、半数くらいしか、家族の面会はありませんでした。
話は戻りますが、子育て支援も重要ですが、介護や医療も、同じくらい大切です。
「子育て支援充実のために、医療や介護や障がい福祉の予算をカットする」という発想はおかしいです。
少子化対策を集中的に強化するために新たに確保するとしている年間3兆円程度の財源について、政府は、社会保障費の歳出改革や社会保険料への上乗せなどを検討しています。
できるかぎり新たな負担が生じないようにしたい考えで、歳出改革でどこまで財源を捻出できるかが焦点となります。
少子化対策を今後3年間で集中的に強化する財源について、岸田総理大臣は、新たな税負担は求めないという考えを示していて、政府は、医療・介護などの社会保障費の歳出改革や社会保険料への上乗せによって新たに年間3兆円程度を確保することを検討しています。
このうち社会保障費の歳出改革は、デジタル化の促進などでコストを削減することに加え、診療報酬や介護報酬を見直し高齢化の進展による社会保障費の伸びを抑制して財源を捻出する方向で検討が進む見通しです。
ただ、物価高を受けて日本医師会が来年度の診療報酬改定で人件費部分の引き上げを求めているほか、医療や介護の事業者などからは、人手を確保するために処遇の改善を求める声も上がっています。
政府としては、社会保障費の歳出改革を進めることで、できるかぎり新たな負担が生じないようにしたい考えで、どこまで財源を捻出できるかが焦点となります。
何とか阻止すべく戦います!