山井の活動
2019.8.12
認知症の進行
『まあ、いいかcafe@nico』で、冷しゃぶ定食を食べました。
認知症の高齢者が１日だけ店員となり、私たちの注文をとり、料理を運んで下さいます。
認知症の方々なので、注文を間違えることがありますが、『まあ、いいか』と受け止めようという趣旨です。
認知症であっても『残存能力』があり、適切やサポートがあれば、簡単な仕事はできます。
そして、『生きがい』や『出番』『役割』があれば、認知症の進行は遅くなったり、症状が軽くなります。
認知症の店員さんに出会い、今日は、懐かしく、私も高齢者福祉の研究者であった頃の気持ちに戻りました。
今朝の読売新聞
『介護保険と高齢者医療の自己負担を１割から２割へ。政府方針』の記事。
予想通り、参議院選挙が終わったらすぐに、介護保険と高齢者医療の２割負担への引き上げ議論が始まりました。
おまけに、認知症など要介護１、２の高齢者の介護サービスもカットし、年金も減額する方針。
これは、子ども世代の介護負担を急増させ、中年世代の問題でもあります。
負担増は、介護による家庭崩壊、共倒れ、介護離職を招きます。
これから１年間、国会は、介護、年金、医療が最大のテーマとなります。
改悪を阻止すべく頑張ります。
みかのはら盆踊り
『みかのはら盆踊り』
今から1400年前、740年に聖武天皇が、加茂町のみかのはらに、恭仁京を遷都しました。
平城京から平安京に移る間の５年間、みかのはらが、日本の首都だったのです。
この歴史と由緒がある恭仁京の復興のため、私も頑張ります。
