2018.5.16
苦しむのは残された遺族
5月16日 産経ニュース “裁量労働の28歳男性社員、過労死認定”
5月16日 TBS NEWS “過労死遺族らが「高プロ」削除を訴え”
5月16日 日テレNEWS24 “高プロ制度で過労死が増える”
5月16日 毎日新聞 “高プロ導入、法案から削除を”
働き方法案の目玉として、安倍政権が拡大しようとしている裁量労働制で、過労死された方がお2人いらっしゃることが新たに発覚しました。
専門業務型裁量労働制の適用を受けていた、28歳のIT会社勤務の方。
もう一人は『管理監督者』という管理職だった、50代のテレビ局プロデューサーの方です。
スーパー裁量労働制 と言われる『高度プロフェッショナル制度』について加藤厚労大臣は、『月の健康管理時間(残業に近い時間)が、200時間を越えても合法』と答弁。
労働時間規制がない、この裁量労働制よりはるかに過労死リスクが高い『高プロ』を、政府は来週にも強行採決しようとしています。
このまま、この危険な『高プロ』を含む働き方法案が強行採決されたら、過労死は激増します。
今日も、過労死のご遺族の方々が国会にお見えになり、悲痛な訴えをされました。
『(高プロ制度が導入されたら)過労死しても労災認定されず、自己責任にされる』
『死人を増やす高プロ制度は止めてほしい』
『これ以上、苦しむ遺族を増やさないで!』
日本を過労死大国にしてはなりません。
死者が続出する過労死合法化法案=『働き方法案』の強行採決をなんとしても阻止したい!