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月刊 やまのい 2001年11月12月合併号 |
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〜 臨時国会でテロ対策、狂牛病、医療改革に取り組む! 〜 |
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皆さん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。 さて、今回は秋の臨時国会の報告です。 まず、テロ対策法が成立しました。 私はテロの撲滅、再発防止のために、国際社会と協力して、自衛隊が活動することには賛成です。 また、私は衆議院の厚生労働委員会に所属しています。狂牛病対策、雇用対策はこの委員会の担当です。安全な食品の確保、また、雇用を生み出すために頑張ります。 10月には2回、厚生労働委員会で介護保険の見直し、医療制度改革について、坂口力大臣に質問しました(質問内容の要旨は下記)。 介護や医療と言えば、地味な問題だと思われるかもしれません。しかし、老後や医療の不安が解消できないから、貯蓄が増え、個人消費がにぶり、景気も回復しないのです。 国会議員になって1年半。 痛感するのは、地元への公共事業の誘致にだけ熱心な議員は多いけれど、日本全体の医療や福祉に熱心な議員は少ないということです。国会議員が国全体のことを考えなかったら、いったい、誰が国全体のことを考えるのでしょうか。 私は、京都南部を住みよい活力ある地域にする為にも全力で頑張ります。 そして、同時に、日本全体が安心して暮らせる社会になるように、福祉や医療に強い政治家として、国会で頑張りたいと思います。 国会議員は、縁遠い「永田町の人」になりがちです。しかし、私は若輩ですが、政治を変え、社会を明るくする運動を進めてまいりたいのです。 常に皆さんと「共に」、皆さんのお力を借りて、政治を改革して行きたい、そんな切なる思いを込めて、多くのボランティアさんの力を得て、定期的に「やまのいニュース」を発行し、メールマガジンで国会報告を発信しています。 秋も深まりよい季節ですが、お身体どうかご自愛ください。 合 掌 2001年10月29日 (写真)
菅直人幹事長の指名により、幹事長補佐に就任。「イラ菅」と呼ばれる菅さんと共に、スピーディに仕事をこなし、政権交代に向けて突き進みたいと思います。 (写真) 1995年、今から6年前、民主党から立候補を勧められた時の写真。菅さん(当時、厚生大臣)は49才、山井は33才。二人とも若かった。
・日本の医療、ここが問題! グラフ 右のグラフのように、日本では病院のベッド数は世界1多く、入院患者の平均在院日数も世界1長いのです。 最大の問題は、高齢者の社会的入院です。治療が一段落しても、介護保険の在宅サービスが不十分であったり、老人ホームやグループホームが足りなくて、退院できないのです。介護サービスの遅れが、入院を長期化させ、医療費を引き上げています。 私、山井和則は、在宅サービスや老人施設を整備することによって、社会的入院を減らし、家族に過重な負担をかけずに、望めばお年寄りが自宅で暮らし続けられるようにし、同時に、入院医療が必要な人はきっちりと良い医療が受けられるような医療制度改革に取り組んでいます。
毎週金曜朝8時〜9時に会合。厚生労働省の担当者をはじめ、健保連、連合、日経連、医師会、保険医協会、看護協会、歯科医師会、薬剤師会、学者、患者団体などを招き、医療制度のあり方を議論。年末までに民主党の医療制度改革案をまとめる。
・介護報酬の見直し議論がスタート! 介護報酬見直しを議論する社会保障制度審議会の介護給付費部会の第1回会合が、さる10月22日に行われました。今後、毎月、分科会が開かれ、2002年7月には見直しの骨格が明らかになります。ケアマネージャーやホームヘルプの家事援助、痴呆性高齢者向けグループホームなどの介護報酬アップも焦点になるようです。
毎週木曜朝8時〜9時に会合。ケアマネージャー、ホームヘルパーなどの現場の方々と厚生労働省の担当者を招き、同僚議員と共に、30人規模の会合を重ねて、年末までに介護報酬の見直しなど介護保険への提言をまとめる。
主な質問の要旨
などについて質問。いずれも、坂口大臣からは前向きな答弁を得ました。
すでに、6月に議員立法で「ホームレスの自立を支援する臨時措置法案」を衆議院に提出ずみ。先進国でホームレス問題に対する法律がないのは日本だけ。与党とも議論し、寒い冬が来る前に法律をつくり、ホームレスの方々の自立(就労と住まいの確保)を支援したい。
産休から復帰した水島広子会長(衆議院議員)からの指名により、私は事務局長に就任。民法改正、DV(ドメスティック・バイオレンス=家庭内暴力)の問題などに取り組む。民主党における男女共同参画問題の男性の責任者になり、私も言行一致を心がけたい。
10月20日(土)、ある母子寮(児童福祉施設)のお祭りに参加。 実は、私は10数年前、大学時代に、工学部工業化学科で酵母菌の研究をするかたわら、ここで、ボランティアをしていました。 この母子寮に、週2回訪問して子供たちと遊んだり、キャンプや海水浴に連れて行く活動でした。夫からの暴力に泣く奥さん、父親からの暴力に泣く子供たちと出会ったことで、社会問題に直面し、福祉に人生を賭けようと思ったのです。 いわば、私の原点がこの母子寮にあります。 夫の暴力から逃げのび、この母子寮にたどりつき、子供と共にボンカレーを食べ、「久しぶりに白いご飯が食べられた」と、子どもを抱いて涙するお母さん。豊かな日本で、こんなに困っている人がいるのかと思いました。 一人の学生ボランティアの力では、助けようもない、苦難に立ち向かうお母さんや子供たち。逆境の中、必死に立ち直ろうとするお母さんのたくましさ、優しさ、けなげな子供たちの笑顔。その家庭を暴力や貧困から守る「力がほしい」と、私は強く感じました。 当時の政治家の金権スキャンダルを見るにつけ、「政治家はいったい何をしてるんや? 福祉の問題はほったらかしか?」と、怒りを感じました。 票にも献金にもつながらない福祉に力を入れる政治家が増えない限り、福祉は良くならない。そんな思いで、私は、大学院を卒業後、松下政経塾に入塾。 私の祖母が昔、寝たきりで亡くなったこと。そして、この母子寮での経験もあいまって、私は福祉の研究者(大学講師)となりましたが、遅々として進まぬ福祉政策に居ても立ってもいられず、政治家を目指すことになりました。
10月8日(月)は、朝7時からJR松井山手駅で、ボランティアの方々とともに演説とチラシまき(写真)。ここで初めて演説したのは6年前の11月。もう30回以上来ていますが、国会報告のチラシを配れることは感謝感激です。「不登校の子どもたちの塾をやっています。不登校の問題にも取り組んでください」と、声をかけて下さる方も。さまざまな問題に頑張らねば! 写真
8日(月) JR松井山手駅 週に3回ほどメールマガジンで国会報告をしています。現在の登録者は1850人。目指すは3000人! (写真) メルマガを1冊の本にして出版した山井が、インターネット時代の先駆者的政治家として紹介されました。 安全保障常任委員長 玉置一弥 衆議院議員
毎月、シリーズで各地域を回っている「語る会&福祉学習会」。「やまのい和則と語る会」とは、国政報告と皆さんの意見を聞く会で、臨時国会の最新報告。前半は山井が話し、後半は、参加者の方々と意見交換します。地域の皆さんのお声をお聞きすることは、私にとって非常に勉強になります。お気軽にご参加下さい。
午後3時30分〜5時30分
<場所> とうちく(北部住民センター)2F和室
10月23日〜24日 国会ツアー
鳩山由紀夫代表を囲んでの記念写真 国会議事堂の前で
なお国会見学は、お一人でも大歓迎ですので、東京にお越しの際は、お気軽に国会事務所にお電話ください(ただし平日のみ)。 この「やまのいニュース」(毎月1回発行)をご近所の家のポストに配っていただけませんか?
毎月1日に、やまのい事務所で作業を行なう予定です。 やまのいが皆さまのお宅や集会所にお伺いします。介護でお困りのこと、地域でお困りのことなど、ひざを交えて語り合いましょう。3〜4人でも喜んでお伺いします。 編集後記 |