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    やまのい和則の
      「痴呆ケアの切り札・グループホーム!」

      - Yamanoi Kazunori Mail Magazine -

             第23号(2000/11/20 No.2)

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福祉とグループホームメールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。

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「グループホームをつくりたいが、その立ち上げにハードルが高い」
というお問い合わせを、私のグループホームのホームページの掲示
板に頂きました。

その質問に対して感じた「グループホーム立ち上げのハードル」の
ことを、このメールマガジンの場でも書きたいと思います。
お目通しください。

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グループホーム立ち上げの6つのハードル

1、資金がいる
 (建築費、改築費用をどうするか)

2、法人さがし
 (NPOや民間企業でも開設できますが、医療法人や社会福祉法
   人でないと建設補助、上限3000万円が出ません)

3、ケアスタッフ集め
 (介護報酬が低いので、いいケアスタッフを集めにくい)

4、入居者集め
 (グループホームの認知度が低いので、いざ、造っても入居者が
   集らないケースがある)

5、近隣の反対
 (ある法人が3つグループホームを計画したが、2つは地域の反
  対で頓挫しました。必ずと言っていいほど、グループホーム建
  設には近隣から反対の声が出ます)

6、低い介護報酬
 (採算が成り立たないので、責任を持ってよいケアをしたいとい
  う良心的な法人ほどグループホームに二の足を踏んでいるとい
  う現状があります)

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 以上についての解決策は、

介護報酬を30万円にアップ、

住宅補助などを出して月々の利用料を軽減する、

NPOや民間企業へも補助金を出す

ということが必要です。

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 詳しくは、ホームページに
「グループホームを増やすために −その現状と課題」という
私のレポートを掲載しますので見てください。
良質なグループホームが増えるように私も頑張ります。
                 やまのい和則 拝

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