社会保障審議会介護給付費分科会のお知らせ 

             第57号(2001/10/12)


 メールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。

■厚生労働省から社会保障審議会介護給付費分科会の案内をもらっ
た。

これは非常に大事な会合。つまり、2003年4月の介護報酬の改
定に向かって、これから毎月議論をするメンバーなのだ。

 その資料は下記のとおり。

10月22日(月)にある第一回の会合は傍聴可能です。

さらに、そのメンバーがわかりました。

■第1回社会保障審議会介護給付費分科会の開催について

第1回社会保障審議会介護給付費分科会を次により開催いたします
ので、お知らせいたします.

日時 平成13年10月22日(月)午後4時から午後6時まで

場所 厚生労働省専用第18会議室(中央合同庁舎5号館17階)
   千代田区霞が関1-2-2

議題  1介護保険制度実施状況について
    2その他

傍聴者 若干名

募集要領
・傍聴の申し込みは、分科会の開催の都度に実施します。
・今回の傍聴申し込み締め切りは1O月18日(木)です。
・葉書又はファクシミリ(03-3595-4010)にて事務局までお申し込
 み<ださい。(お名前、所属、電話番号等連絡先をお知らせくだ
 さい。電話でのお申し込みはご遠慮<ださい。)
・希望者が多数の場合は、抽選を行い傍聴できない場合もあります、
 ご了承下さい。抽選の結果、傍聴できない方に対しては後日連絡
 差し上げます。傍聴可能な方には特段通知等いたしません。)

●分科会は原則公開とします。
・カメラ等の撮影については、頭取りとします。
・記者及び傍跨者については、次の「傍聴される方への注意事項」
 を厳守のうえ、会議を傍聴することができるものとします。

事務局:老健局老人保健課総務係・企画法令係
    TEL03-5253一1111(内3938・3948)


■傍聴される方への注意事項

会議の傍聴にあたり、次の留意事項を遵守して下さい。これらをお
守りいただけない場合は、退場していただくことがあります。

1.事務局の指定した場所以外の場所に立ち入ることはできません。
2.携帯電話ポケットベル等は、竃源を必ず切って傍聴してください。
3.写真撮影やヒデオカメラ、テープレコーダー等の使用はご遠慮下
 さい。
4.静粛を旨とし意見聴取の妨害なるような行為は謹んで下さい。
5.意見聴取における言論に対し賛否を表明し、又は拍手をすること
 はできません。
6.傍聴中、新聞又は書箱の類を閲覧することはご遠慮下さい。
7.傍聴中、飲食及び喫煙はご遠慮下さい。
8.傍聴中の入退室はやむを得ない場合を除き慎んで下さい。
9.銃器その他の危険なものを持っている方、酒気を帯びている方、
 その他秩序を乱す恐れがあると認められる方の傍聴はお断りいた
 します。
10.その他、分科会長及び事務局職員の指示に従うようお願いしま
 す。


■社会保障審議会介護給付費分科会委員名簿(案)
   氏 名     現 職
・青 柳   俊    日本医師会常任理事
・井 形  昭 弘  あいち健康の森健康科学総合センター長
・岡    邦 恭  日本歯科医師会副会長
・喜 多  洋 三  全国市長会介慶保険対策特別委員会委員長
         (大阪府守口市長)
・木 下  毅    介護療養型医療施設連絡協講会会長
・木 村  隆 次  目本薬剤師会常務理事
・※京 極 高宣  日本社会事業大学学長
・見 坊  和 雄  全国老人クラブ連合会副会長
・笹 森  貞 子  呆け老人をかかえる家族の会東京都支部代表
・下 村   健  健康保険組合達合会副会長
・澄 田  信 義  島根県知事
・田 中   滋  慶応義塾大学教授
・田 中  雅 子  日本介護福祉士会会長
・※中 村 博 彦  全国老人福祉施設協議会会長
・※西 尾  勝  国際基督教大学教授
・橋 本  泰 子  大正大学教授
・※樋 口 恵 子 高齢社会をよくする女性の会代表
・堀 江   侃  神奈川県国民健康保険団体連合会理事長
        (伊勢原市長)
・村 上  忠 行  日本労働組合総連合会副事務局長
・矢 野  弘 典  日本経営者団体連盟常務理事
・山 口  昇   全国老人保健施設協会会長
・山 崎  摩 耶  日本看護協会常任理事
・※山 本 文 男 全国町村会会長(福岡県添田町長)
※は社会保障審議会の委員

 これは、厚生労働省の下記のホームページにも出ています。
厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/
私のHP  http://www.yamanoi.net/kai/01/011022.htm

◆私はこのメンバーを見て、ショックを受けました。

というのは、私は国会の質問では、分科会のメンバーに
「介護家族、ホームヘルパー、ケアマネージャー、グループホーム
関係者」を入れてほしいと要望してきたからです。

 確かに私の尊敬する素晴らしい先生方も入っておられます。

でも、私は言いたい。
「ケアマネージャーが入ってない。ホームヘルパーも入ってない。
グループホーム関係者も入ってない」と。

●まず、介護報酬引き上げの最大のポイントはケアマネージャーで
しょう。
なのに、介護保険の要のケアマネージャーさんが入っていないので
はないか。

●次に、ホームヘルプの家事援助の介護報酬も大きな問題。
しかし、ヘルパーはいない。

●おまけに、夜勤問題を含め、グループホームの介護報酬も引き上
げが必要。
しかし、グループホーム関係者は入っていない。特別養護老人ホー
ム・老人保健施設・療養型病床の代表は入っているのに、グループ
ホームはなし。

●ただ、介護家族の代表で笹森さんが入られたことは痴呆ケアや家
族の声の代弁者としてよいと思う。

●また、これから介護保険の見直しの最大のポイントは、
いかに在宅サービスを利用しやすくして、流れを「施設から在宅へ」
もっていくことです。

でも、デイサービス、ショートステイ、ホームヘルプ、ケアマネー
ジャーというような在宅サービスの代弁者がほとんどいないのでは
ないですか!?

 ショックです。


■再度ご案内します。

10月14日(日)に
京都府城陽市の文化パルク城陽で

午後4時半〜6時
「福祉学習会 〜グループホームや個室特別養護老人ホームなどに
ついて〜」を行いますので、ふるってご参加ください。

場所など、詳しくは、ホームページをご覧下さい。
http://member.nifty.ne.jp/yamanoi/news/01/0107/1014.htm 

                  やまのい和則 拝

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