やまのい和則の 「痴呆ケアの切り札・グループホーム!」 第46号(2001/06/19) このメールマガジンは痴呆性高齢者向けグループホームの素晴ら しいシンポジウムを案内します。私の福祉のメールマガジンとグル ープホームのメールマガジンで同じ内容で流します。 ◆さて、少し前置き。 私の知り合いが、痴呆性高齢者向けグループホームを、スタート させた。特別養護老人ホームから、グループホームに向きそうな痴 呆性高齢者を選び、その特別養護老人ホームと同じ社会福祉法人が グループホームをスタートさせたのだ。 そのグループホームは今、夜間のボランティアを募集している。 痴呆性高齢者は8人。夜勤も一人いる。しかし、入居当初は特に、 入居者も落ち着かず、夜間の徘徊が予想されるので夜勤一人では対 応できないので、ボランティアを募集しているのだ。 しかし、厚生労働省は、「痴呆性高齢者向けグループホームは、 宿直で対応できる。夜勤は必要ない」という前提の、介護報酬しか 出していないのだ。 しかし、前述のグループホームのように、夜勤一人でも足りないく らいなのだ。この現実と制度のギャップを1日も早く何とかしてほ しい。 たとえば、東京都には、グループホームはまだ19か所。介護報 酬が低いからだ。かたや、特別養護老人ホームの待機は2,3年待ち。 何とかならないものか。 このような私の憤りを書いた上で、下記の素晴らしいシンポを案 内したい(残念ながら、私は参加できません)。 やまのい和則 拝 ■グループホーム ケアサービス 質 の 確保への挑戦 介護保険制度開始直前の 平成12年3月時点で、全国で250ヶ 所程度だった痴呆性高齢者のグループホームは、平成13年5月末 現在では、約1100ヶ所超えるまで急増している。 このようにグループホームが全国各地に増えるに伴ない、ケアサ ービスの質を求める声が各方面から高まっている。 厚生労働省では、グループホームの質の確保と利用者が選択する 際の利便性を高める目的に平成13年度からサービスの自己評価を 行い、また平成14年度からサーブすの第三者評価を義務つけてい る。 ・グループホームが社会的信頼を得られる評価とは? ・グループホームの実質的な質の確保・向上を得るためにはどのよ うな評価の方法があるか? ・グループホームにおいて積極的、かつ取り組みがいのある評価は どんなものか? を全国GH協会が行った評価事業の結果をもとに、今後のグループ ホームにおける質の評価のあり方についてシンポジュウムで共に考 えましょう。 ◆日 時 平成13年7月15日(日) 10時30分〜16時30分(終了予定) 会 場 御茶ノ水スクエア C館施設 3階ホール 東京都千代田区神田駿河台1-6 TEL 03-3294-7645 定 員 200名(先着順) 参加費 一人3000円(資料代) 注:事前の申し込みは頂いておりませんので、直接会場にお越し ください。なお、当日会場が、満席になった場合は、ご入場 の制限をさせて頂くことが予想されます。 ご参加の場合は、できるだけ早い時間にお越しください。 ◆主催 特定非営利活動法人 全国痴呆性高齢者グループホーム協会 ■プログラム (2部構成) ◆(1部)講演 グループホームの基礎的理解と現状(仮) 林崎 光弘 氏 (老人グループホームシルバービレッジ函館あいの里) ◆(2部)講演 グループホームのケアサービスの質評価の円滑な実施に向けて(仮) 山崎 史郎 氏(厚生労働省老健局計画科課長) ◎ビデオ上映 質の評価の進め方、活かしかた ◎パネルディスカッション グループホームのケアサービスの質の評価(予定) ・コーディネーター 橋本 泰子氏(大正大学教授) ・パネラー グループホーム当事者 自治体関係者 評価実施関係者 厚生労働省担当者 ◎講演 グループホームの評価の展望(仮) 永田 久美子氏(高齢者痴呆介護研究・研修センター) ■メルマガ送信先募集中! 一人でも多くの方に私のメルマガを読んで頂き、 政治と福祉を変える輪を広げたいと願っています。 お知り合いをご紹介下さい。 メールアドレスを、「メルマガGH希望」と書いて kyoto@yamanoi.net まで送って下されば、こちらで新規登録 させて頂きします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆やまのい和則の「痴呆ケアの切り札・グループホーム!」☆ (2001年6月19日現在 登録数 1547) ご意見・ご質問・ご感想はこちら: yamanoi@yamanoi.net |