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「のぞみホームの静かな力 
新しい介護の生まれ方、育ち方」

 第82号(2003/07/10)

  GHのメルマガの読者の皆さん、こんにちは。
  今日は小規模多機能サービスの本の紹介です。

  なお、GHの外部評価の関係資料をHPに載せました。
  ご参照ください。
http://www.yamanoi.net/grouphome/siryou/hyouka/03/gaibu.htm

  ◆前回のメルマガで厚生労働省の
  高齢者介護研究会の報告書のことを書きました。
  「小規模、多機能、地域密着」の3点セットが
  今後の介護のポイントになるという内容。

  では、具体的にはどのようなサービスなのか?
  と疑問に思う方が多いと思います。

  そんな中、小規模多機能サービスの普及を目指す
  「全国コミュニティライフサポートセンター」が
  発行する次の本が、一番参考になります。

  「のぞみホームの静かな力 
      新しい介護の生まれ方、育ち方」
  (奥山久美子著、筒井書房)。

  この「のぞみホーム」が、今回の報告書の1つのモデルです。

  私も今日、読みました。感動しました。
  具体的な「のぞみホーム」の取り組みが
  読みやすく書いてあります。
  特に、痴呆症のイチ子さんの話を読み、涙が出ました。

  大規模施設の限界。
  小規模多機能サービスのすばらしさを理解するための
  最高の本です。

  スタッフが悪いわけでは決してありません。
  大規模施設でもスタッフの方々は必死に働いておられます。
  しかし、大規模施設では一人一人に合わせたケアが
  難しいという現実もこの本では書かれています。

  簡単な目次を下記に書きました。
  ご一読をお薦めします。
            やまのい和則 拝


  ■「CLCアートシリーズ(1)
    のぞみホームの静かな力 
       新しい介護の生まれ方、育ち方」
               (奥山久美子著・筒井書房)■

  第1章 その人らしい死 
    のぞみホームで迎えたターミナル

  第2章 そして、のぞみは生まれた
    偶然が重なりあって生まれたのぞみホーム
    ウメさんとの関わりから
    (通いとしてスタート)

  第3章 のぞみの風景
    のぞみがのぞみである理由 イチ子さんのケース
    トミさんの意欲をわからせるもの
    悔いの残ったマツオさんとの関わり
    (通いからお泊り、そして住むに至るまで)

  第4章 のぞみのアルバム
    (93年からの増改築の経緯・行事・部屋等の写真を
     エピソードとともに綴られています)

  第5章 のぞみのやり方
    のぞみと介護保険-のぞみのケアプラン
    のぞみと介護保険-ホームヘルプ
    「のぞみホーム」で働くこと

  第6章 のぞみを支えるもの
    貧乏なのぞみホームの闘い
    のぞみにかかせないもの1 いつもそばにいたもの
    のぞみにかかせないもの2 応援する会
    のぞみにかかせないもの3 食事ボランティア
    のぞみにかかせないもの4 設計士・棟梁

  第7章 のぞみののぞみ
    のぞみホームができるまで
    のぞみホームのこと
    新しいのぞみホームのこと

    2003年2月初版 定価 1800円+税

  発行 全国コミュニティライフサポートセンター(CLC)
     〒171-0014 東京都豊島区池袋2-26-3
     TEL 03-3993-5545   FAX 03-5911-0771

  発売 筒井書房
     〒176-0012 東京都練馬区豊玉北3-5-2
     TEL 03-3993-5545   FAX 03-3993-7177

  お買い求めは書店か、下記にご注文ください。

   全国コミュニティライフサポートセンター(CLC)
   電話 022-719-9240
   FAX  022-719-9251
   Email: clc@clc-japan.com

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  ☆やまのい和則の「痴呆ケアの切り札・グループホーム!」☆
     (2003年07月10日現在 登録数 2864)

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