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第72号(2002/09/25) |
グループホームメールマガジンの読者の皆さん、こんにちは。 今は9月25日(水)晩の10時半。 東京から新幹線で京都に日帰りするの車中です。 ご無沙汰して本当に申し訳ありません。 簡単にグループホームについて最近思うことを書きます。 質の悪いグループホームと質の良いグループホームの 二極分化が進んでいると言われます。 たとえば、悪い例としては、 ・グループホームに入居してもらってから 月々の利用料を値上げするケース、 ・夜間に少し徘徊するからという理由で、 簡単に追い出してしまうグループホーム、 ・全く福祉がわかっていない建設会社がケアの質を考えず、 金儲けのみを目指してグループホームを始めるケースなど。 悲しいかな、私のもとには悪いケースの情報が多く 寄せられます。よいケースもお教えください。 ◆さて、痴呆性高齢者向けグループホームは、 今年9月現在で2000ヶ所を突破しました。 入居者数で約1万8000人。 痴呆性高齢者は約180万人と推定されるので、 その1%がグループホームに入居している計算です。 グループホームについては、 来年4月から夜勤加算がつくことが決定しました。 これは夜勤体制をとっているグループホームの 介護報酬に加算をするということですが、 具体的にいくらになるかは、 グループホームの介護報酬と共に、 厚生労働省の社会保障審議会の介護給付費分科会の 審議で決まります。 秋の分科会は10月18日(金)にスタートし、 月2回くらいのペースで議論を重ね、年内に答申を出し、 年明けに正式決定。そして、4月から実施です。 また、このメールマガジンで逐次、 議論を報告したいと思います。 今日のメールマガジンは、次に紹介を2つ行って終わります。 これからも宜しくお願い申し上げます。 やまのい和則 拝 ■<紹介その1> グループホームの選び方のビデオが発売されました! http://www.yamanoi.net/grouphome/information/02/video.htm 「梨元勝の上手に選ぼうグループホーム」 グループホームとはどんなところかを、 梨元勝さんが現場に行き、突撃レポートをします。 梨元さんの案内役として、ふくろうが先生役につき、 見学に行く際の注意点や、見学の際にチェックする点などが 解説されています。 また、身体拘束をなくす取り組みのビデオも 同時に発売されました。 実は、両方のビデオとも私は買っただけで、 まだ見ていませんが、「非常によい」という評判です。 GHビデオ申し込み・問い合わせ先 (株)シルバーチャンネル 電話03-5405-1183 FAX03-5405-1184 価格 身体拘束ビデオ 1本2700円(消費税・送料別) GHビデオ 1本3000円(消費税・送料別) ■<紹介その2> グループホーム開設に向けて 講演会&シンポジウムのお知らせ http://www.yamanoi.net/kai/03/1006.htm 私の同志・親友である安岡厚子さん(東京都西東京市)が 7年来の悲願であるグループホームを開設されます。 それを記念して下記の講演・シンポジウムが行われます。 私は7年前に安岡さんの依頼で当時の田無市(今の西東京市) で、グループホームの講演を行った。 自分で言うのも何だが、スライドを使った非常に感動的な 講演で、参加者の反応は上々であった。 しかし、最後にミスった。 「"タムシ"にグループホームを!」と私が絶叫したら、 聴衆がみんな爆笑した。なぜなら、 「田無市」は、『タムシ』ではなく、 『タナシシ』と読むのであった。 なお、今回の講師の永田久美子さんは、 グループホーム研究者、日本のエースの一人です。 素晴らしい講演が期待できます。 ■「サポートハウス年輪」は 住み慣れた地域にグループホームの実現を 目指してきました。1994年創設時からの夢が今、 ようやく叶えられそうです。 この間、痴ほうケアについての研究もずいぶん進みました。 西東京市にふさわしい、ふれあいのあるグループホームを みんなで考えたいと思います。 日時 10月6日(日)13:00〜17:00 ところ 西東京市民会館 3階 第1、第2、第3会議室 西東京市田無町4-15-11 Tel0424-63-5381 基調講演「ぼけても素敵に暮らせる法」 講師 永田久美子さん (高齢者地方介護研究家・研修センター主任研修主幹) シンポジウム「ワクワクドキドキ生活編」 パネラー 林田俊弘さん(NPO法人ミニケアホームきみさんち理事長) 西村美智代さん(社会福祉法人サン理事長) 吉田正浩さん(有限会社ノべライズ社社長) 参加費500円 事前予約は不要。当日、会場へ直接お越しください。 ■特定非営利活動法人サポートハウス年輪 NPO法人サポートハウス年輪は、 《いつまでも地域で続けるために》をモットーに、 介護・食事サービスを提供しています。 介護保険の東京都指定。 西東京市の委託(高齢者配食)も受け、 利用者側にたったサービス、 自分が受けたいサービスを提供することを 基本理念にサービスをお届けしています。 ・1994年 サポートハウス年輪創設 24時間365日の介護派遣 週六日の夕食配食サービス開始 ・1998年 痴呆性老人デイホーム開設 ・1999年 特定非営利活動(NPO)法人サポートハウス年輪設立 ・2000年 介護保険サービス開始 田無市高齢者配食サービス受託 お問い合わせ NPO法人サポートハウス年輪 〒188-0011東京都西東京市田無町2-2-1 田中ビル1F Tel 0424-66-2216 Fax 0424-64-2824 Mail nenrin@mine.ne.jp 相談は 9:00〜18:00 年中無休 土日・祝日も営業しています 詳しくは、事務所までお問い合わせください ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆やまのい和則の「痴呆ケアの切り札・グループホーム!」☆ (2002年09月25日現在 登録数 2412) ご意見・ご質問・ご感想はこちら: yamanoi@yamanoi.net |