2016.7.22
これからの介護
「在宅介護は無理です!」と、今日お目にかかったホームヘルパーさん。
原因は「介護サービス縮小検討。軽度者の調理や掃除、買い物。厚労省、社会保障費抑制」(京都新聞、7月21日)の記事。
「家事援助サービスが受けられなくなれば、在宅生活が無理になったり、症状が悪化し、病院や介護施設に入らざるを得なくなる方が増え、結果的には、医療費や介護費用も増える」とホームヘルパーさん。
来年4月からは、要支援1,2の高齢者のホームヘルプやデイサービスが介護保険から外され、高齢者が今まで利用していたサービスを利用できなくなる可能性があり、介護現場は大混乱になりかねません。
来年4月から要支援を介護保険から外すだけでも家族の介護負担が大幅に増え、介護による家庭崩壊や介護離職が増えそうなのに、その対応策もないままに、さ来年4月から更に要介護1,2の高齢者の家事援助サービスを介護保険から外すなんて滅茶苦茶です。
家庭崩壊が増えるだけでなく、私のホームヘルプ事業所も閉鎖に追い込まれるかも」と、あるホームヘルパーさんは言います。
介護による家庭崩壊を激増させる介護保険法改悪は問題です。
7月21日 京都新聞