2016.3.11
甲状腺がん 福島県で116人
東日本大震災から5年の3月11日。
厚生労働委員会の冒頭に、黙祷。
震災復興の加速を、改めて心に誓う。
福島県で2月に発表された調査で、甲状腺がんが福島で116人にのぼる。
震災前は100万人に対し、1人~3人の割合とされていたが急激に増えているのではないかとの調査が出た。
この件について、厚労省の見解を大臣に質した。
山 井
「この委員会の開催前に、塩崎大臣が行った記者会見で、甲状腺がんが増えていることについてどう思うかとの記者からの問いに対し、塩崎大臣は、環境省の担当だからコメントできないとおっしゃった。国民の健康を守る厚労省として、甲状腺がんの福島県のこの結果に関しても、さまざまな因果関係の究明や対策に取り組むべきではないか」
塩崎厚労大臣
「福島県の原発事故に伴う健康被害、放射線による健康被害の対応は環境省の管轄であると申し上げた。環境省と必要な協力を行ってまいる」