2016.2.19
皆さんの声を国会へ ー予算委員会質疑ー
「軽減税率による社会保障カット、要介護1、2を介護保険から外す改悪、株価下落による年金運用損、甘利疑惑など」について安倍総理に質問しました。
拡大可
<介護>
山 井
「要介護1、2の200万人の生活援助サービスを介護保険から外し全額自己負担にする改悪の検討を厚労省は17日から始めた。『介護離職ゼロ』どころか『介護離職倍増政策』だ!」
安倍総理
「まだ議論を始めたばかり」
山 井
「参議院選挙で自民党が勝てば、この改悪を強行するのか。介護家族の負担が益々増やし、介護離職を増やす改悪は身体を張って阻止する」
<年金運用損>
山 井
「株価下落により、今年初めから今日までに9兆円もの年金運用損になっている。アベノミクスの株価つり上げのために、年金積立金の株式運用比率を倍増させたのは問題!」
安倍総理
「長期的には運用益が出る」
山 井
「国民の大切な年金積立金を乱高下する株のリスクにさらすこと自体が問題だ」
<アベノミクスにより、年金の損失リスクが3倍に!>
山 井
「2008年のリーマンショックの際の株価下落はいくらだったか?安倍政権が年金積立金の株式運用比率を倍増させたことによって、リーマンショックが今、再び起こった場合、年金運用損はいくらか?」
安倍総理
「リーマンショックの際は9.3兆円の損失だったが、いま再度、リーマンショックが起これば26兆円の株式運用損失になる」
山 井
「つまり株式運用比率の倍増により、年金運用損のリスクが3倍になった。これは2014年12月24日の長妻昭議員の質問主意書でも回答されている」