活動報告

Activities

山井の活動

ワタミ過労死事件の再発防止のため、労働時間規制法の来年の通常国会提出を目指します!

ワタミで働いておられた森美菜さんが過労自殺され、ご遺族が会社側に損害賠償を求めていた訴訟は、会社がご遺族に損害賠償と謝罪をし、再発防止につとめると約束することで和解となりました。
私が、森美菜さん(26歳)のご両親にお目にかかり、美菜さんの悲しい過労自殺のお話しをお聞きし「過労死防止法を作ってほしい」と要望を受けたのが2013年8月。
その後、超党派での取り組みの結果、2014年5月に過労死防止法案が成立しました。
ワタミ過労自殺事件は、過労死防止法が成立する1つのきっかけになり、そしてまた過労死防止法成立が、今回の和解の1つの後押しになったのではないかと思います。

ワタミ過労自殺の和解条項には再発防止策として、「労働時間を厳格に把握する」と明記されています。
しかし、いま政府が成立を目指している残業代ゼロ法(労働基準法改悪)は、裁量労働制(42%の労働者の労働時間が不明)を拡大する内容です。明らかに逆行しています。
ワタミ過労自殺の再発防止のためには、残業代ゼロ法(労働基準法改悪)の撤回が必要です。

最近、裁量労働制の労働者の過労死が続出しています。若者の過労死は減るどころ増えています。
おまけに若者をターゲットにし、残業代を払わず、ますます長時間労働を可能にするのが、残業代ゼロ法(労働基準法改悪、過労死促進法)で、政府は国会に提出し、来年の通常国会での成立を目指しています。
来年7月には、参議院選挙もあります。その選挙前の通常国会で、政府、与党は、この残業代ゼロ法(過労死促進法)を強行採決するのでしょうか?あり得ない!
これ以上、過労死の被害者を増やすわけにはいきません。政府、与党は、今回のワタミ過労自殺訴訟の和解を機に、胸に手をあてて、残業代ゼロ法を強行し、過労死の犠牲者が増えた場合、どう責任をとるのか?考えるべきです。「過労死防止のためには、長時間労働の是正が必要だ」と言っている時に、ブラックな働き方を拡大する政府の方針は、改革の方向が逆でしょう。

美菜さんのような悲劇を繰り返さないために、今、必要なのは残業代ゼロ法ではなく、労働時間をきっちり把握し、長時間労働を規制する労働時間規制法です。
労働時間を規制し、翌日の始業との間の一定の休息時間(インターバル)を義務づける労働時間規制法を、私たち民主党は、来年の通常国会提出を目指しています。これこそが、より実効性のある過労死防止法です。

これ以上、過労死の被害者を増やさず、残業代ゼロでなく、過労死ゼロを実現するため、残業代ゼロ法(過労死促進法)の成立を、絶対に阻止します。
美菜さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。