山井の活動
2015.11.1
「男同士」 30歳代のダウン症の方とのおしゃべりで
晴天のもと、待ちに待った宇治福祉祭り。大盛況！保育、介護、障害者福祉など、現場の方々からたくさんの要望や現場の悩みをお聞きしました。
障害者のお母さん方々、数人とおしゃべり会をしました。30歳代のダウン症の息子さんもお母さんと一緒に参加され、車座で話が始まると、その息子さんは、私に「男同士」とカタコトで言って、私の隣の座布団に座られました。
１時から始まったおしゃべり会でしたが、私は次の会合があり、２時には退席の予定でした。しかし、話は盛り上がり、切実な話をたくさんお聞きし、話は尽きませんでした。
そんな時、私の隣のダウン症の息子さんが、ツンツンと私の腕を指で突き、自分の腕時計を指さし、私に見せて下さいました。「1:59」とデジタル時計は表示され、次の瞬間に「2:00」と表示されました。
「２時まで。２時までやろ」と、カタコトで、息子さんは私に教えて下さいました。「有難うございます！」と、お礼を言いました。「２時には退席せねばなりません」と、冒頭に私が言ったので、息子さんは、ずっと時間をチェックして下さっていたのです。その優しさに感動しました。
NPO法人認知症予防ネットの展示
私も勉強させて頂いているNPO法人認知症予防ネットの展示と紹介が、宇治福祉祭の生涯学習センターで開催。認知症は予防できる場合もあります。認知症予防ネットにご相談を！
