山井の活動
2015.11.1
１１月は過労死防止月間
～ 過労死防止のためには、「長時間労働規制法」の成立が必要！ ～
昨年、成立させた議員立法「過労死防止法」により、１１月は過労死防止月間になりました。
今月は、過労死防止のための活動を行う民間団体と連携し、全国 29 会場でシンポジウム開催が予定されています。
私も、過労死防止シンポに参加しました。過労死をなくすには、労働時間を客観的な方法で適正に把握することが必要です。
しかし、いま政府が国会に提出している残業代ゼロ法(労働基準法改正)は、残業代をゼロにし、労働時間の把握もしなくてよいようにする改悪。
労働時間の把握がなされなくなれば、過労死や病気になった時に、労災認定、過労死認定さえされません。つまり、残業代ゼロ法は、長時間労働を助長する「過労死促進法」です。方向が正反対。
いま必要なのは、総労働時間を規制し、 翌日の仕事までの休息時間(インターバル)を規制する長労働時間規制法です。この長時間労働規制法こそが真の過労死防止法です。
議員立法「長時間労働規制法」の国会提出を目指して、現在準備を進めています。
ちなみに、この長時間労働規制法は、ヨーロッパでは法定化されています。
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