山井の活動
2015.10.15
マイナンバーの厚労省職員の収賄事件について
マイナンバーの厚労省職員の収賄事件について緊急の厚労部会を開き、役所からヒアリングしました。
問題の職員は現金百万円、百万円分のタクシーチケットを業者から受け取り、何度も飲食の接待を受け、派手な服装で、出勤は週の半分以下。
そのような職員を放置している厚労省の体質が、今回の事件の背景にあります。個人の問題では済まされません。さらに、他の案件でも業者との癒着があるかもしれません。
このような重要な案件があるのに、政府は臨時国会を開かない方針。いま私たちは、今回の収賄事件の真相究明と再発防止のために、衆議院厚労委員会を開くように自民党に求めています。漏れた年金情報の問題も、今回のマイナンバーの医療情報の制度設計の収賄事件にしろ、厚労省は問題が多すぎます。
「逮捕された職員は週の半分以下しか出勤せず、残りは何をしていたのか不明です」との厚労省担当者の説明には驚きました。
「週に半分以下しか出勤せず残りは不明、でも厚労省では、満額給料はもらえるのか？そもそも国家公務員だから、国民の税金で雇っているわけで、残り半分も何をしていたのかは、説明して欲しい。厚労省はぬるま湯過ぎる」と私。
私たちは納得せず、次回の１６日(金)の厚労部会で、残りの半分以上の日は、どこで何をしていたのか、厚労省から改めて報告を受けることになりました。
