2015.6.12
派遣社員の方、涙の訴え
日比谷公会堂で、夜、派遣法改悪阻止と残業代ゼロ法案阻止の大集会が行われました。安定した雇用と人間らしい労働なくして、国民の幸せはありません。目先の成長戦略のために、正社員を減らして派遣労働者に置き換える、残業代は払わなくてよいようにする、そんな人間を軽視する政治、労働を軽んじる政治は、国民を幸せにすることはできません。
「私たちのために、派遣法改悪は絶対に阻止して下さい」と、お目にかかった派遣社員の女性の方から、涙ながらに手を握り、激励を受けました。派遣社員の方々の声が全く反映されず、派遣会社の要望通りの改正である派遣法改悪は、阻止せねばと、改めて痛感。
今回の労働者派遣法改悪の強行採決は、第1彈に過ぎません。第2彈は、この国会での残業代ゼロ法案の強行採決。更に、来年には解雇の金銭解決の法案の強行採決、と3連発が、続きます。
正社員ゼロ社会、残業代ゼロ社会、解雇自由社会。労働者を苦しめて、消費が拡大するはずがありません。景気が回復するはずがありません。