2015.5.15
塩崎厚労大臣、虚偽答弁を陳謝 ー派遣法追及.2ー
私の質問(於:5/13衆議院厚生労働委員会)に対し塩崎大臣は、(派遣法が成立しなければ)「大量に派遣労働者が失業」という虚偽ペーパーを厚労省が配布していたことを「厚労省の局長や部長は知らなかった」と答弁したが・・・実際は「二人とも知っていた」と、今日の委員会で陳謝。
塩崎大臣は、この厚労委員会の重みというものを理解すべきです。
この委員会の審議には、これからの若者の未来がかかっています。一生派遣になっていくのかそうでないのか、そういう人生がかかっています。
昨年末に「派遣法」は二度目の廃案となりました。なぜ廃案になったのか。
一日の間に塩崎厚労大臣が5回も間違った答弁をして、それでも間違っていない、間違っていないと言って、他議員が最後に「本当に大丈夫ですか」と念押ししたのにも「間違っていない」と言って、ところが、二日後に「間違っていました」とペーパーを出してきた。
幾ら委員会をやっても、次の委員会で答弁が変わるのであれば審議できません。
もう一点、労働現場の状況について質問。
山 井 / 「ある人材派遣会社が、派遣労働者を『正社員』として求人している。この求人はおかしいのではないか。若い人たちが、正社員だと思って入ったら、派遣だった。大臣、派遣労働者を正社員という名称で求人広告を出してよいのか」
塩崎大臣 / 「常用型派遣の中には派遣会社に無期雇用されている人もいて、それに『正社員』という呼称が使われている場合もある」