活動報告

Activities

山井の活動


涙!
102才の千玄室大宗匠からのご指導。
『一碗(わん)からピースフルネス(平和)を』
『茶道で、心を浄める』
『少し自分が引くことで、衝突が無くなる』
けいはんなプラザで、裏千家の千玄室大宗匠の素晴らしい講演を拝聴しました。
また、講演会の前の記念茶会で一服、頂きました。
『毎日、国会で、お抹茶を点てて、お茶会を開いています』と、お話したところ、尊敬する千玄室大宗匠から、がっちり握手して、『お茶を広めて下さいね!』と、激励を頂き、感動しました。


思い返せば、今から30数年前、私が学んだ松下政経塾は、全寮制5年間。
寮の前にある、お茶室で、毎週木曜に、裏千家の先生から、茶道研修を受け、さらに、当時の千宗室お家元(現在の千玄室大宗匠)からも、ご指導を受けました。
松下幸之助塾長の唯一の趣味が、裏千家の茶道であり、千宗室お家元も、松下政経塾の評議員をして下さっていました。
それ以降、私が議員になってからは、裏千家の初釜などでも、千玄室大宗匠からは、ご指導頂きました。
それにしても、102歳で、お元気な千玄室大宗匠のお姿には、感動しました。
茶会でお抹茶を一服、頂いた後、身近に、ご指導を頂きました。
『お抹茶を一服、頂く前に、少しだけお茶碗を回し、正面を避ける。この少し自分が、下がるという姿勢が、衝突を無くし、大切です』
『茶道で、お抹茶を飲み、心を浄めるのです』
『私もお抹茶を毎日、飲んでいるおかげで、102才まで長生きしています。お抹茶は、健康に良い。お抹茶のカテキンが、身体の中の毒を殺します』
などと、お茶会で、ご指導頂きました。
さらに、講演会では、戦時中、航空部隊に配属され、仲間が、特攻隊で、出撃する際に、千玄室大宗匠が、お抹茶を点てて、羊羹を出して、お茶会をされ、仲間が出撃されたお話をお聞きし、会場のみんなで、涙しました。
そこで、奇跡的に生き残った自分の使命として、『一碗からピースフルネスを』をモットーに、世界70ヵ国を、300回まわり、各国でお茶会を開き、茶道を通じて、平和の実現に尽力しておられます。
『一碗からピースフルネスを』を、肝に銘じ、私も精進させて頂きます。