2025.6.16
介護保険のすべて
『厚労省の伊原和人事務次官とお抹茶』
『年金底上げ法案』が成立し、先般、伊原事務次官と、懇談をしました。
伊原事務次官は、厚労省の官僚のトップです。
伊原さんと私は、今から30年前、1995年に、共著で、『介護保険のすべて』という、日本初の介護保険の本を出版して以来の長い付き合いです。
1995年当時、伊原さんは、厚労省老人福祉課のエースで、私は、奈良女子大専任講師として、高齢者福祉を教えていました。
あれから30年、介護、年金、医療、福祉など、様々な政策や法律で、伊原さんには、お世話になりましたが、時には、意見が激しく対立し、ご迷惑をおかけしたこともありました。
そのようないろんな30年の付き合いを振り返ることができたのも、お抹茶のおかげです。
国会という場所は、慌ただしく、忙しく、与野党がぶつかり合い、時には、私たちは、政府とも厚労省とも激しく対立します。
そんな中だからこそ、慌ただし中でも、国会で、お抹茶を点てて、お出しし、心を浄めながら、国民の幸せのために、国家の未来の懇談するのは、非常に重要なことです。
『政府、骨太の方針で、介護職の賃上げを約束。公定価格の引き上げを明記して閣議決定』
(6月13日、ジョイント介護ニュース)
本当なのか?
いつから?
いくら介護職の処遇改善をするのか?
参議院選挙前だけのリップサービス、『やるやる詐欺』ではないのか?
私たちは、今年度予算審議の時も、ケアマネを含めた介護職員処遇改善を政府に求めましたが、政府は拒否。
さらに、議員立法『介護処遇改善法案』を国会提出し、審議入りで、成立を要望しましたが、政府は、拒否。
政府と厚労省は、ことごとく、私たちの介護職員処遇改善を拒否し続けています。
とにかく、1日も早く、処遇改善が実現するように、頑張ります!
本日16日(月)は、保育士・幼稚園教諭処遇改善法案と、児童扶養手当拡充法案を国会提出します!