活動報告

Activities

山井の活動


『低年金者の年金底上げを!』
『介護職員処遇改善を!』
福岡厚労大臣に国会質問し、強く要望しましたが、いずれも、福岡大臣は、後ろ向きな答弁でした。
今のままでは、年金は3割目減りし、現役世代を直撃します。
しかし、政府は、低年金者の年金底上げを、年金改革法案から、削除しました。
非常に無責任です。
また、私たちの議員立法『介護職員処遇改善法案』の審議入りに反対、阻止している政府に対して、強く審議入りを求めました。
この法案は、介護職員、ケアマネジャー、障がい福祉職員、放課後デイ職員などを、月給1万円、年間12万円、引き上げる議員立法です。
そもそも、介護職員処遇改善に反対する政党はないはずです。
以下が、質疑の概要です。
○将来の低年金を防止する年金底上げの実現は与野党で進めるべきだ!
山井:
将来の就職氷河期世代の低年金の底上げを実現する案を法案から削除しようとしている。生活保護が増大する懸念がある。一方で就職氷河期世代対策の閣僚会議を立ち上げながら、一番重要な問題である年金対策を行わないのは理解できない。メディアも同様の指摘。政府の対応は矛盾していないか。
福岡大臣:
マクロ経済スライド調整期間の一致は、経済が好転しなかった場合の方策。現在は、理解が得られないため削除した。就職氷河期世代支援は、様々観点で検討していく。
山井:
もともと5年後の検討であれば、現時点で削除する必要はない。削除は将来世代に申し訳ない。委員会の場で協議したい。厚生年金の流用というのは誤解ではないか。多くの人は受給額が増えるのではないか。
福岡大臣:
具体的な内容はお答えできない。
山井:
厚生年金受給者も、基礎年金部分が増えるので受給額は減らないのではないか。国庫負担も2050年以降の話で、現在、決めきる必要はあるのか。
福岡大臣:
今回の法案には含まれていないので、具体的な答弁はできない。
山井:
このまま年金底上げを放置したら、高齢者になった就職氷河期世代に恨まれるのではないか。年金法案を出すべきで、実現しなければ大臣不信任案を提出するつもりだ。
山井:
介護職員処遇改善法案を国会提出しているが審議してもらえない。自民党も、処遇改善は参議院選挙の公約には入れるとのこと。それなら、むしろ審議してほしい。
福岡大臣:
処遇改善は喫緊の課題。一定の処遇改善は実現しているがさらなる賃上げの支援は継続する。訪問介護の状況に応じたきめ細かい対応が必要で、これからも適切な対応をしている。
山井:
審議入りについて、最終的には厚生労働委員会で議決を取って頂きたい。与野党協力して取り組んでいきたい。