活動報告

Activities

山井の活動


本日、3月26日(水)9時35分〜9時50分
福岡厚労大臣に、年金改革や、戦没者の弔慰金について、国会質問しました。
特に、低年金者の支援『年金底上げ法案』の成立を求め、福岡大臣と議論。
『このままでは、若者や就職氷河期世代の年金は、3割カットになる!』
『年金を底上げする法案の審議、成立を!』と訴え、福岡大臣からは、
『年金法案を審議できるようにしたい!』と、前向きな答弁がありました。


グリーンの宇治茶をマイボトルに入れて、飲みながら質問に臨みました。
今日の宇治茶は『キッズ茶ムリエマスター(小中高生の子ども宇治茶インストラクター)』が開発した『ひすい』です。
宇治茶を飲むと、脳が活性化され、良い質問ができるような気がします。
また、宇治茶の、見た目のグリーンの美しさも気に入っています。


インターネット配信もありますので、後日でも視聴可能です。
ぜひご覧ください。


過去の質疑資料等は、こちら >>


山井:
いま年金改革法案が非常に重要になっている。
年金改革は、就職氷河期世代の低年金をどうするかという問題。
今回の法案を修正も含めて、成立させるかどうかというのは、私たち今いる超党派の議員が就職氷河期世代の低年金を放置するのか、しないのかが問われている。
一橋大学の教授の方が、2つの推計をやっておられる。
今のトレンドで高齢者の生活保護が伸びていく場合、今100万人の生活保護高齢者が、2050年度には200万人に倍増する。
最悪の場合、今53%なのが2050年度には68%生活保護の7割ぐらいが高齢者になる危険性がある。
言うまでもなく年金は、保険料と多少の国庫負担、生活保護になったら3/4国、1/4自治体、公費で丸抱えなわけで、低年金放置した方が国は安くつくんじゃないかって、これとんでもない。
与野党逃げてこの改革をしなかったら、就職氷河期世代を始め、現役世代、非正規の方々も含め、将来 生活保護受給者がどんどん増えていくと思う。
ついては、今回の法案で検討されているような厚生年金の適用拡大とか、厚生年金の国民年金の調整期間の一致を含む、年金の底上げ法案は多少の修正も含めて、今国会で成立させる必要があるんじゃないか。いかがですか。


福岡厚労大臣:
様々な影響が考えられますから、将来の推計について、そうなるかどうかについては、なかなか予測は難しいところでありますが、高齢化が進展する中で、生活が困窮されていく方のリスクを低減していくということは極めて重要だというふうに思っております。
今回の年金法案では被用者保険のさらなる適用拡大であったり、特に就職氷河期世代以降の若い方に幅広く恩恵が及ぶよう、基礎年金のマクロ経済スライドを早期終了し、将来の基礎年金の底上げを図ることを検討しておりまして、こういったことは大変重要な観点だというふうに思っております。


山井:
将来のことは分かりませんがとおっしゃったけれど、それじゃ通用しない。
分かりませんがと言ってて、30年後低年金で生活保護になる就職氷河期の方が激増したときに、私たちは今日の議事録を将来低年金になった方々に見られるんですよ。万が一先送りしたら、どの議員が先送りを主張したのか、どの政党が先送りにしたのかということを問われる危険性がある。