2024.12.26
保育の質、向上に109億
『学校給食無償化は27日(金)にヒアリング』
この2ヶ月、文科省に要望し、交渉している『学校給食無償化』
これについての来年度予算案と、実現のための課題整理は、明朝27日(金)に発表されます。
そのため、明日は仕事納めの日ですが、国会で、予算委員会のメンバーと共に、来年度予算案と学校給食無償化について、政府からヒアリングすることにしました。
来年の予算委員会は、1月30日(木)から、審議の可能性があります。
それに向けて早速、来年度予算案の良い点や問題点について、分析・協議します。
国民の皆様の幸せにつながる国会審議を、予算委員会で、しっかりさせて頂きます。
また、皆様のご意見、ご要望もお聞かせ下さい。
12年間、要望し、やっと実現!
『1歳児の保育士配置』運営費の基準を、5:1に引き上げ!
現状は、1歳児6人に保育士1人です。
実は、民主党政権の2012年に、保育現場の方々から強い要望を受け、『6:1から、5:1への引き上げ』を、与野党で合意しました。
しかし、その後、政権が変わり、この与野党の合意は、実現されませんでした。
私は、この12年間、ずっと5:1への引き上げを政府に要望し、昨年3月に、配置基準引き上げのための議員立法『保育士配置基準引き上げ法案』も国会提出しました。
与野党の合意から、12年が経ち、やっと今回、保育士配置を5:1に増やして、人件費を国が負担することに決まりました。
予算は、109億円です。
保育の質の向上や、保育士さんの負担軽減に少しはつながります。
しかし、109億円の予算確保のために、12年もかかったのは、遅すぎます。
残念ながら、日本の政府が、いかに保育を軽視しているか!
を、痛感します。
とは言え、やっと来年4月から実現します。
今回の制度改正により、子どもたちや保育士さんの笑顔が増えることを願います。