2024.10.2
能登被災地支援を最優先に!
朝6時50分から8時、JR木幡駅で駅立ち。
臨時国会が開会しましたが、たった9日間で、閉会し、解散総選挙をすると政府は決定しました。
私たちは、『予算委員会を開いて、しっかり能登支援や物価高対策を審議すべき!』と、反対しましたが、政府は、強硬に、9日間の会期を決定。
『次の内閣』の会議では、選挙政策の議論をしましたが、私は、『能登被災地支援を最優先項目の一つとして入れるべき!』と発言をし、賛同を得ました。
石川県の被災地が地元の近藤和也衆議院議員から、『被災地は、地震と大雨の二重災害で、選挙どころではない。被災者支援を必死に行なっている自治体職員に、急な選挙準備をしてもらうのは酷だ。被災地を助けて頂きたい』という切々たる発言があり、涙しました。
被災地支援や物価高対策に頑張ります。
岸田前総理から『お礼の言葉』
『宇治のお抹茶、美味しかったです!』
昨日、国会の廊下で、10人くらいの秘書官と林官房長官を引き連れた岸田前総理の集団と出会いました。
岸田前総理は、退任の挨拶に、各党を回っておられる最中でした。
私は予算委員会の野党の筆頭理事として、岸田総理を厳しく追及しましたので、申し訳ない気持ちで、廊下の端で立ち止まり、岸田前総理に深々と頭を下げました。
すると、なんと、岸田前総理が急に立ち止まられて、
『山井さんにお礼を言いたいことがあります。先日、頂いた宇治の抹茶、美味しかった。女房に点ててもらい飲みました』と、言って、強く私に握手をされました。
私もびっくりし、感激しました。
私は忘れていたのですが、そう言えば、6月に、宇治で新茶の抹茶を入手した際に、『新茶を飲むと福が来ます。宇治の新茶の抹茶をご賞味下さい』と手紙を添えて、岸田総理の事務所に届けたことを思い出しました。
岸田総理と裕子(ゆうこ)ご夫妻とは、10年前に、国会からの海外派遣で一緒に、10日間、ヨーロッパの病院と老人ホームの視察に行ったことがありました。
また、裕子夫人は、裏千家の先生であり、バイデン大統領ご夫妻にお抹茶のおもてなしをされた(写真添付あり)こともあり、ご自宅でも、晩に、裕子夫人は、帰宅された岸田総理に、お抹茶を点てて、お出しになることがあります。
そのことを、私も知っていたので、予算委員会では、厳しく論戦する間柄でしたが、宇治の抹茶の新茶を、岸田事務所に6月に届けたのでした。
あれから、4ヶ月経ち、私は忘れていたのですが、岸田前総理は、覚えておられ、総理大臣最後の日の今日、私にお礼を言って下さったのです。
宇治茶は、『和』の文化の象徴です。
私は、厳しく、岸田総理を追及した議員の1人であり、岸田総理の政策には賛同できない点が多々ありました。
しかし、お茶の世界には、敵味方はありません。
今日、宇治の抹茶のご縁により、逆に、岸田前総理から、お礼を言われて、改めて、宇治茶の力、宇治茶の『和』の力を実感しました。
国会は、選挙も近づき、与野党の対決が激しくなっていますが、政治の対決とは違う次元で、これからも与野党協力し、宇治茶の振興には、取り組みたいです。