2024.9.15
生きとし生けるもの平安祈願 @石清水祭
『歯のひろば』(久御山町保健センター)
にお伺いし、歯科医療や予防歯科の重要性を学びました。
私は、以前、『福祉国家』と言われるスウェーデンに、2年間、留学していましたが、歯の磨き方をはじめ、小学校などでの、子どもへの歯科の予防教育などが、非常に熱心で、感動しました。
スウェーデンは、「予防歯科」先進国と言われています。
しかし、スウェーデンも、かつては、多くの人がむし歯や歯周病で歯を失っていました。
その状況を重く見たスウェーデン政府は、1970年代に「予防歯科」を国家的な一大プロジェクトとしてスタートさせました。効果は絶大で、現在のスウェーデンは、世界で最も歯科疾患が少ない国です。
私も、それほど歯科に詳しくはないですが、『予防歯科』の重要性を痛感し、2011年に中心議員の1人として、超党派で、議員立法『歯科口腔保健法』を成立させ、『予防歯科』の推進のお手伝いをしています。
歯を失う原因は、虫歯は40%で、『歯ぐきの病気』が50%です。
口腔(こうくう)ケアや歯周病予防は、非常に重要です。
糖尿病も、歯周病と関連しており、歯周病治療が、糖尿病治療につながると言われています。
私は、まだまだ勉強不足ですが、『予防歯科の先進国』スウェーデンに2年間、留学していた経験を踏まえ、歯科の医師の方々に教えて頂きながら、『予防歯科』の推進に取り組みたいと思います。
ちなみに、私は、スウェーデンでは、英語と、スウェーデンの語学学校で2年間学んだ初心者レベルのスウェーデン語を使い、苦労しながら、老人ホームやグループブームの調査研究を重ね、国立ルンド大学の社会学部のペールグンナル教授の指導のもと、『スウェーデンと日本の高齢者福祉比較』という論文を英語で書いて、今も、ルンド大学の図書館に、私の論文はありますが、とにかく、スウェーデンは、歯科医療のみならず、一般の医療も、介護も、予防重視の国なのです。
早く取り組み、予防した方が、費用も安くし、本人にとっても幸せだ、という考え方です。
私も非常に勉強になりました。
追伸。
私は、いま、予防歯科の実践として、歯科医師の先生の指導のもと、「マウスピース』をして、毎晩、寝ています。
『石清水祭』(石清水八幡宮)
石清水祭は、真夜中、山上の本宮から山麓の頓宮に、御神霊がお通しされます。
申し訳ありませんが、真夜中の部分の石清水祭には行けないので、前日14日(土)に、少し、下見をさせて頂き、お店で、八幡産のお抹茶『浜乃風』を、一服、頂きました。
今日は日中に、石清水祭にお伺いさせて頂きました。
石清水祭『御幸の儀』を拝見しました。
石清水祭は863年、八幡大神様が男山の裾を流れる放生川のほとりにお臨みになって「生きとし生けるもの」の平安と幸福を願う祭儀として始められました。
その『御幸の儀』を拝見しました。
また、本殿に参拝し、『必勝』のお守りを買い、お土産には、好物の『走井餅』を買いました。
【石清水祭、還幸の儀】説明
15日夜中に山上から山麓へ降りてこられ、頓宮殿で一日お過ごしになった八幡大神様。
15日夕刻にまた、500人ものお供の行列を従え山上へとお戻りになられます。
17時から、夜中に行われた神事と同様、勅使のもと、今度は頓宮から御鳳輦へ御霊を遷します。
そして18時半ごろ行列をしたがえ出発。
表参道をゆっくりとした歩みで上られ、山上の御本殿にお戻りになられます。
頓宮南門から二の鳥居の間の参道付近(山麓)ではどなた様でも還幸行列を見ることができます。
15日の朝8時から9時の放生会、または15日夕方18時から19時の還幸行列のどちらかが観光しやすいポイントです。