活動報告

Activities

山井の活動



和紅茶パワーで、いい国会質問ができました!
木津高校は、長年、宇治茶に携わる素晴らしい農家さん・問屋さん・卸しさんなどを輩出しておられる学校です。
今日は、その木津高校のシステム園芸科の生徒さんが製茶し、情報企画課の生徒さんが製品化した『和紅茶』をマイボトルに淹れ、委員会審議にのぞみました。
普通のイギリス産紅茶と、味が違います。
和紅茶は、マイルドで柔らかく、和食にも合います。
お茶を愛する高校生の思いが詰まった和紅茶は、美味しかったです。



「介護職員・障がい福祉職員の処遇改善を!」武見厚労大臣に国会質問、要望しました。
『民間は賃上げが進んでいるが、福祉現場の賃上げは不十分。もっと処遇改善すべき!』と、私は訴えました。
武見大臣は、『全力で処遇改善に取り組んでいく!』と決意を答弁しました。
しかし、人手不足の今、このままでは、福祉現場からの離職が増えかねません。
私は、過去2008年、2014年に、与野党協力し、『処遇改善法』を成立させ、処遇改善につながった実績を紹介し、今回も、成立させるべきだ!と、訴えました。
また、年金についても質問しました。
おおまかな質疑は、以下の通りです。
山 井
「政府提出の育児介護休業法は、介護離職防止のための法案とのことだが、厚労省は介護離職促進に進んでいるようにも見える。訪問介護の報酬引き下げは大混乱を引き起こしている。9月から影響を把握する調査するというが、12月に結果が出ても対策が手遅れになる。訪問介護事業については、特別に6月から暫定調査をすべきではないか。4月からでも事業所閉鎖、ヘルパー離職が発生している」
武見大臣
「様々な調査で状況把握をする。処遇改善加算の申請が賃上げに結び付くかの調査も同時並行的に行う。小規模な事業所を含め介護現場の実態を把握する」
山 井
「緊急事態だから前倒しの暫定調査を行ってほしい」
武見大臣
「4月から加算取得状況の調査は行っている。対応策も検討していく」
山 井
「加算の調査だけでは、事業所の統廃合はわからない。統廃合などについて暫定調査をしてほしい」
武見大臣
「小規模事業所の賃上げが焦点。加算の取得状況を見極めて全体の状況把握に努める」
山 井
「事業所がなくなったら加算以前の問題だ。加算は大事だが、その前提の事業所の状況を暫定的に調査してほしい。今回、介護現場を救うための議員立法を2本提出した。処遇改善加算は2009年にスタートしたが、そのきっかけは厚労委での議員立法。当時の茂木敏充厚労委員長の提案だった。そしてその前提は、当時野党の民主党の提案。今回も、与野党対立せずに、厚労省とも協力して、今回の議員立法を成立させたい」
武見大臣
「介護職員の処遇改善、人材確保には全力で取り組んでいく」
山 井
「主旨は与野党で一致できる。協力して結果を出すべき。さらに、障害福祉職員の処遇改善も力を入れてほしい」
武見大臣
「極めて重要な問題。これまでも処遇改善を図ってきた。全産業平均との差は確実に縮まっている」
山 井
「これからも協力して取り組んでいきたい」
山 井
「年金の試算が8月に出るとのことだが、人生設計にかかわる問題で国民の関心は高い。イメージは納付期間の5年間延長で100万円の保険料支払増になるということでよいか」
武見大臣
「2019年の財政検証でも同様の試算を行った。保険料負担が100万円増加し、年間10万円の給付増。ただし、当時は制度改正に至らなかったと理解している」
山 井
「年金は兆単位の財源が必要で簡単ではない。75歳まで生きたら元が取れるということでよいか」
武見大臣
「次期の年金制度改革に向けて、これから財政検証を行う。現時点では何も決めていない中で、負担と給付のイメージを示すことはできない」
山 井
「国民からすると負担と給付の関係がわからないと人生設計にも影響する。大きな争点になる。影響の対象人数もポイントだ。60-64歳の人口800万人に対して、厚生年金加入者の300万人、その配偶者の3号被保険者を引いた人数か」
武見大臣
「現時点では何も決まってない。答弁は難しい。厚生年金加入者には追加負担は発生しない。3号被保険者も同様だ」
山 井
「世論では賛否両論ある。将来70歳まで保険料を納付することになると懸念する声はある。その可能性はあるか。」
武見大臣
「これから検証して部会で議論する。その議論を聞いて受け止めるのが厚労省の基本的な姿勢だ。」
山 井
「100年安心と聞いていたが、そうでないということか」
武見大臣
「常に年金制度に国民が安心感を持って頂けるように努力する」


全議事録や配布資料は、こちらをご覧ください >>