2021.9.22
子育て予算倍増
自民党総裁選で、4候補が『子育て予算倍増で一致』との報道!
本当ですか?と目を疑いました。
貧困家庭の子どもを支援する2,000億円の給付金に、5月以降、反対を続けている政府が『子育て予算倍増します!』と約束しても、『それなら、まず子育て給付金をすぐに支給して下さい!』と、言いたくなります。
いま目の前で、空腹に苦しむ子どもたちは、放置しながら、『子育て予算倍増します!』と、言われても、本当とは思えません。
さらに、子育て支援団体から強い要望を頂いている『児童手当、月1万円、の、高校3年までの延長』(現状は、中学3年までで、高校生はゼロ)も、議員立法を私たちは、6月に国会提出し、要望しています。しかし、政府の反対により、実現していません。
コロナ感染防止対策で苦労している保育園の保育士、幼稚園教諭への1人5万円の特別手当(慰労金)も、昨年夏以降、政府に要望していますが、政府の反対により実現していません。『医療、介護現場には、慰労金は出すが、子育て現場には慰労金は出さない』というのが政府の方針です。私たちは、『保育士、幼稚園教諭の感染防止対策の頑張りを、支援すべきだ!』と、強く要望しています。
つまり、コロナ対策で、子ども支援、子育て支援の私たちの議員立法による正式な提案や、子ども予算の増加に連続し、反対を続けてきた政府が、総裁選挙になると、急に、『子育て予算倍増!』とPRするのは、現行不一致ではないか・・・
『子育て予算倍増!を約束するなら、せめて、目の前で空腹で苦しむ子どもたちのための5万円給付金をすぐに実行して下さい!』と、改めて、政府に強く要望します。
総裁選の候補者全員が『子育て予算倍増!』を約束した以上、政府も、もう反対はできないと思います。政治家の使命は、耳障りの言うことを演説することでなく、実行することです。実現に向け、頑張ります!
以下は、動画の文字起こしです。
山井
『一番の要望は、2回目の困窮子育て家庭への5万円の給付金です。これ予算は、2千億円。予備費2.5兆余っているからすぐできる』
厚労省
『1回目の給付金が行き渡るよう努めている。2回目の支給は検討していない』
山井
『子どもが食べられないのは先進国の恥。自民党の総裁選挙でこども庁の議論もいいが、食事が無いと困ってる人を今救うのが本当の政治ではないか』