2021.3.24
子育て施設で働く方々への慰労金 実現に向けて!
議員立法の提案者として、川内博史議員の質問に対し、答弁(3月24日厚労委員会)を行いました。
以下、質疑抜粋です。
○川内博史議員
今日、提案者の山井議員にもご参画をいただいておりますが、議員立法「コロナ対応医療従事者等慰労金法案」について、この法案の中では、子育て施設で働かれていらっしゃる皆さんにも慰労金を支給するというふうに記載してございます。これはなぜなのかということを教えていただきたいと思います。
○山井和則議員
川内委員にお答えをいたします。
一度目は医療従事者、介護従事者、そして障害福祉従事者、全職員の方に5万円出たわけですけれども、その中で、子育て支援施設、例えば保育園やそして学童保育などには出なかったわけですね。
私の手元に、昨年6月1日の全国社会福祉協議会からの、清家会長を先頭に、緊急要望、この中で、全保育士等に慰労金の支給をしてくださいという要望をされております。
その中に「保育所、児童福祉施設が給付金の対象外とされたことに関して、関係者は驚愕と強い憤りを感じています」とあります。
全国社会福祉協議会が驚愕と強い憤りを感じているなんて、こんなことを全社協が出したのは前代未聞です。
それだけ、介護や医療、障害者福祉に比べて保育が後回しになってしまっているということは、これはあってはならないことだと思います。
さらに変異種などは、約5倍、お子さんたちに感染力が高いんではないかというふうに言われております。
そういう中で、今回、保育園、こども園、そして学童保育の方々にも、是非とも全保育士さんに5万円の慰労金を出していただきたい。
これは与野党関係なく、障害医療、そして介護が(給付金の対象に)あって、なぜ子育て支援の方々がこれだけ懸命に一年間も取り組まれているにもかかわらず、慰労金が出ないのか。
これは一歩間違うと、子育て支援政策、子育て現場をいかに日本の政府、国が軽視しているかということにもなりかねませんので、これは与党の方々も賛成してもらえると思いますので、是非一緒に実現できればと思います。よろしくお願いいたします。