活動報告

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山井の活動

 田村厚労大臣に申し入れ

日々、新型コロナウイルスに感染するリスクに晒されながら、多くの人々の生活を支え、命と健康を守るために努力されている医療・介護・障害福祉・子ども子育て支援施設の現場で働く方々に、「第2波」、「第3波」による新型コロナ発生に対して20万円の慰労金を支給することを求める要望書を田村憲久厚生労働大臣に提出しました。
感染リスクの中、命がけでコロナ患者に対応しているのに、ボーナスが減った方も多い。
離職者も増え、医療崩壊になりかねません。
田村大臣は『何らかの方法で、医療従事者などに財政支援したい』と回答。
私は『慰労金の支給を年内に決断して欲しい!』と、要望しました。

 申し入れ後に、記者会見


医療・介護・障害福祉・子ども子育て支援施設の現場で働く方々は、日々、新型コロナウイルスに感染するリスクに晒されながら、多くの人々の生活を支え、命と健康を守るために努力されています。
「第1波」に係る対応では、第2次補正予算により、医療機関、介護・障害福祉サービス事業所等に勤務して、患者・利用者と接する者を対象に慰労金が支給されることになりました。
しかし、保育園、認定こども園や学童保育などの現場で働く方々は対象外とされました。
現在、「第2波」「第3波」と感染者も増加し、闘いが長期化する中で、現場で働く環境は過酷さを増しています。
今年の春以降、旅行や外食はずっと自粛で、GoToラベルやGoToイートはほとんど利用できず、強い緊張状態が10か月以上続き、ストレスは長期化し、心身の疲労は限界に達し、離職者も増える中で、このままでは、医療崩壊、介護崩壊が急増しかねない瀬戸際にあります。
しかも、7月以降に新たに新型コロナに対応した場合には20万円支給の対象にはなりません。
また、多くの医療機関、介護・障害福祉サービス事業所等の経営は悪化しており、その結果、病院や介護施設の4割で冬のボーナスが減額されるという調査結果もあるように、負担が増えているにもかかわらず、賃金は目減りしている状況です。
そこで、7月以降に新型コロナの発生又は濃厚接触者に対応した医療機関、介護事業所等の職員に対し20万円の慰労金を、保育園、認定こども園や学童保育等の職員については5万円の慰労金の支給を、田村厚労大臣に要望しました。
これらの費用は、2600億円程度と考えられ、政府が決めたGoToトラベルよりも小さい規模です。
アクセルとブレーキのバランス論以前に、エッセンシャルワーカーへの支援は必要不可欠です。
私は、田村大臣に「コロナ患者に対し、感染リスクの中、命がけで働いておられる医療・介護従事者に、早急に20万円の慰労金を!」と訴えました。
田村大臣は「第三次補正や予備費を活用して何らかの形で医療・介護従事者にお金を届けたい」との回答。
私は、「この医療崩壊の危機において、抽象的な言葉だけでは、医療現場は持たない。
医療従事者などにいくらの手当を出す、いくらの処遇改善をする、と具体的な額を年内に明確にしないと、今のままでは、医療現場は持たない。
万一、年内に決断しないなら、通常国会冒頭の1月18日に、医療従事者支援の議員立法を提出し、実現するまで、通常国会でしっかり求めていく」と訴えました。
田村大臣が「予備費も含め、検討する」と回答したことは、重要で、来年の通常国会までに、今日の提言を受け止め、何らかの医療従事者の支援策が発表される可能性があります。
医療従事者などへの財政支援は与党も賛成です。
実現すべく、引き続き頑張ります。



今朝は、新しい器具を買って、お抹茶をこした上で、お抹茶を点てました。
少しまろやかになりました。