2020.11.27
【障がい者】食事加算の存続を決定!
『泣いている子どもとお母さんの声は、政治家は誰も聞いてくれへん』
私の人生を変えた私の師匠、芹澤栄之先生の言葉です。
学生時代に、私は野菊荘(京都市右京区)という母子生活支援施設で6年間、週2回、子どもと遊ぶボランティアをしてました。
DV、児童虐待、障害、貧困で苦しむお母さんと子どもたちの駆け込み寺です。
つらい生活を送る子どもたち。
そして、お母さんたちは、懸命に働くも、子育てしながらでは、正社員は無理で、低所得で不安定な非正規雇用が多いです。
『ここのお母さんとお子さんは、野菊荘を退所し、社会に出て、うまく生活できるんですか?お母さんやお子さんに障害があったり、病弱であったり。心配です』と、ある時、ボランティアの際に、私は、芹澤栄之施設長に聞きました。
その時の芹澤先生の言葉が、冒頭の『泣いている子どもやお母さんの声を政治家は誰も聞いてくれへん』でした。
そうか、泣いている子どもやお母さんの声を政府に届ける政治家が必要だ!当時、京大大学院で酵母菌の研究をしていて、政治に無関心だった私が、政治を志す1つのきっかけになったのが、この言葉でした。
あれから30数年。
コロナで泣いている子どもたちやお母さんの力になりたい!と、切に願い、コロナで苦しむ低所得のひとり親家庭に年内に給付金を!と、田村厚労大臣に国会質問し、議員立法『ひとり親家庭給付金の年内支給法案』を国会提出し、強く要望。
与党も動いた結果、今朝27日の朝日新聞で『ひとり親家庭、再び給付金』
良かったです!
しかし、今回の給付金、5万円だけでは不十分です。
更なる支援をし、願わくば、ひとり親家庭のお母さんが正社員など安定した雇用に就けないと、安定した暮らしができません。
なお、下の写真は、議員立法提出の時に、『ひとり親家庭の給付金の年内支給を!』と、発声し、玉露で乾杯した写真です(真ん中で、法案を持ってるのが私)。
議員立法提出の時に、玉露で乾杯すると、不思議と、その法案内容がすぐに実現するのです。
もちろん、コロナ禍では、低所得の子育て家庭だけでなく、飲食店、観光をはじめ中小企業の多く方々が、年の瀬を越せるか、大変なご苦労をされています。
そのような方々のお力になれるように、私も全力で働かせて頂きます。
感激!なんと、森本真治参議院議員の国会事務所では、お抹茶を頂けます。
森本さんは、私の松下政経塾の後輩。
松下幸之助塾長から私たちは、『茶道には日本文化の素晴らしさが凝縮されている』と指導を受け、政経塾で毎週、茶道研修を受けました。
森本さんは、広島出身ですが、宇治茶が大好きで、同志社大学時代は、宇治市小倉に下宿し、お茶工場でアルバイトをされました。
私も国会事務所で、地元のお抹茶や玉露をお出ししますが、森本さんの本格的なお点前には感激しました。
吉報!『障害福祉の食事加算カット、自己負担増を厚労省は断念!』
3年前に、厚労省は、『食事加算カット、数千円(月)の自己負担増』を提案し、私たちの大反対により断念し、『3年後に再検討』となってました。
そこで、私たちは、議員立法『食事加算存続法案』を5月に国会提出し、私が国会で『食事加算カットによる自己負担増は絶対ダメ!』と、与党と厚労省に強く要望。
その結果、今日の障害福祉報酬会議で、厚労省は、食事加算の存続を決定!(下記、資料)
地元の障害施設の保護者会の方々からも強い要望を受けてましたので、ほっとしました。