2020.10.28
非正規雇用の方々の待遇改善
今日、初めて菅首相が本会議で答弁。
コロナ対策に前向きな答弁を期待しましたが、解雇や雇い止めが6万人、倒産、廃業が2万5千件という問題について、追加の経済対策や雇用対策は無し。
期待していたのに、残念です。
特に、休業支援金の対象拡大についても『モデルケースを示して、事業主に協力をお願いする』という慎重な答弁。
なぜ、こんなに、政府は危機感が薄いのか?
今のままでは、経済的に苦しく、年越しできない会社やお店、家庭が多いです。
コロナ対策で後ろ向きな政府を後押しし、動くようにするのは、国会議員の責務であり、義務です。
全力で頑張ります。
厚生労働部会を開催し、非正規雇用の方々から話をうかがいました。
『10年働いても、アルバイトだから、退職金もボーナスも無し』は、おかしい!と、裁判に訴え。
しかし、最高裁判所判決で、残念ながら敗訴された4人の女性から、国会で話を聞きました。
『正社員にかなり近い仕事内容を10年したのに、ボーナス、退職金はゼロ。同額でなくてよいので、少しは欲しい』との訴えも認められませんでした。
私たちは『非正規雇用の方も少しはボーナスや退職金が出るように!』と、議員立法『同一価値労働同一賃金法案』の国会提出を目指し、法案作成を始めました。
今の日本社会を『縁の下の力持ち』として、支えて下さっている非正規雇用の方々の待遇改善に取り組みたい!
『私たちの無念の思いを、こうやって直接、聞いて下さって有難い。ぜひ、法律を改正してほしい』と、4人の女性の方々から強く要望をお聞きしました。