2019.12.17
記述式入試の延期発表
やっと記述式入試の延期が発表されました。
大多数の高校生が大反対し、私も『英語民間試験延期法案』『記述式中止法案』を国会提出したが、遅すぎる決着。
すでに、再来年からの大学入試改革を恐れ、浪人を避け、高校3年生が志望校を下げてしまったケースも多々あります。
入試改革に対応した模擬試験を多く、すでに高校生は受験しています。
当初から実現不可能で、高校生や教員のみならず文科省官僚も大反対していた入試改革を、利権がらみの政治家が『政治主導』という名の元に強行しようとした。
高校生が4万人の反対署名を集め、野党が大反対することにより、何とか延期できましたが、志望校を下げざるを得なくなった高校生、今まで不安に苦しんだ高校生に対して、政府は、どうやって償いをするのでしょうか?
大学入試を利権、ビジネスにする。という暴挙を、高校生を犠牲にし、強行しようとした、今の政権に私は怒りを抑えることができません。
政府は、英語民間試験も記述式も単なる延期で、いずれ実施したい、と、まだ無責任なことを言ってます。
まだ、懲りないのか?
当然、延期でなく、英語民間試験も記述式も中止すべきです。
延期になり、ほっとした、という思いと、高校生の不安や思いを全く受け止めない今の政府への思いを書かせて頂きました。
今日も、国会で文科省から記述式延期の理由を聞く会議に参加します。