2019.11.11
恐ろしい事態
この週末も高校生から「何とか記述式を中止して欲しい!人生がかかっている入試をゆがめないで欲しい!」という必死の訴えを聞きました。
誤った政治主導、教育利権政治により、高校生を振り回し、苦しめるのは、いい加減、やめるべきです。
14日(木)には、議員立法「記述式中止法案」を国会提出する予定です。
英語民間試験の際も私たちが「英語民間試験延期法案」を国会提出し、政府与党に審議入りを強く求めた結果、英語民間試験の延期が決まりました。
つまり、文科省も与党も50万人の大学一次試験で、一律の国語の記述式入試が無理なことはわかっているのです。
しかし、政府与党にはメンツがあり、ここまできたら引き返せない。
『在職老齢年金見直しの根拠が、この一言で総崩れ。都合が悪い発言だから改ざんした』との私の発言も記事冒頭で報じられた東京新聞。
政府の社会保障会議で、中西経団連会長が年金改革の目玉『在職老齢年金見直し』を批判すると、その発言は議事録から削除。
『在職老齢年金見直し』により、今後100年、99%の国民の年金はカットされます。
国民に不評な年金改革を強行するために、経団連会長の発言まで削除するとは恐ろしい事態です。