活動報告

Activities

山井の活動

第200回国会(臨時会)が開会。
召集日の今朝、雨の中、宿舎近所の神社に参拝し、『この臨時国会で、国民の幸せにつながる国会審議をする』ことを誓いました。
政府は『憲法改正、最優先』ですが、私は違います。
『憲法改正より、国民の暮らしの向上が最優先』です。

消費税10%増税による景気や国民生活への打撃をいかに防ぐか、来年の国会で審議される年金と介護のカットの法改正の内容が年末までに固まりますが、年金と介護サービスのカットを阻止せねばなりません。
全国の高校生が不安に思い、反対している英語民間試験導入は延期させねば、貧困家庭の子どもがますます進学に不利になります。
教員の働き方改革(変形労働時間制)の法案が政府の目玉ですが、この法案が導入されれば、教師の時間外労働の実態が覆い隠され、今より長時間労働と過労死が増える、と現職教師の方々や過労死のご遺族の方々は大反対しておられます。
また幼児教育無償化による混乱が予想される中、保育士さんや幼稚園教諭の方々の待遇改善は、介護職員、障害福祉職員の待遇改善(賃金引き上げ)と共に待ったなしです。
さらに、年金が一番深刻な非正規労働者への厚生年金の拡大は、政府は口だけで、実際は、対象拡大を最小限に『骨抜き』を目指しています。
非正規労働者の厚生年金の拡大は大幅に進めないと、月数万円の国民年金だけでは老後が大変です。
書き出せばキリがないですが、一言で言えば『憲法改正より、国民の暮らしの向上が最優先』です。
景気も国民生活も厳しい中、それらを無視して、『国会の最優先課題は、憲法改正』という政府の姿勢は、国民の思いとかけ離れている、政治の私物化です。
憲法改正の議論も静かな環境で落ち着いて行えばよいですが、国民生活にかかわる重要な審議を後回しにして憲法議論最優先、はおかしいです。
初日の今日は、社会保障調査会で年金改革の議論(政府が提案する在職老齢年金廃止により、一般の高齢者の年金が4000億円もカットされる問題)からはじまりました。
午後に開会される開会式の後、安倍総理の所信表明演説を、本会議で聞きます。
『全世代型社会保障改革』と言葉はきれいですが、実際は、年金と介護サービスのカットで、国民の不安を高める改革です。
この臨時国会、私はあくまでも国民の声、特になかなか声をあげられない弱い立場の方々の声を代弁していきます。
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