活動報告

Activities

山井の活動

今朝の厚労部会では、田村厚労大臣が、高額療養費の自己負担引き上げの検討を表明した件を中心に議論しました。高額療養費は医療費が高額である場合、上限を決めて自己負担を安くする制度です。更に安くして欲しいと患者の方々から強い要望があり民主党政権では引き下げてきました。

しかし今回、田村大臣は逆に引き上げ検討を表明しています。

この高額療養費の自己負担引き上げは、政府の産業競争力会議で提案されました。同時に、産業競争力会議では、75才以上の医療の窓口負担を今の1割から2割に引き上げること、風邪は窓口負担は7割に引き上げ、介護職員の人手不足に外国人労働者の活用、そのための移民受け入れ、都市部の特別養護老人ホームの待機者を田舎の老人ホームで受け入れることを促進するなどが提案され、今後、政府の成長戦略に入る可能性があります。

アベノミクスの3本目の矢の成長戦略として、このような自己負担引き上げや介護の改悪が提案されるのは大問題です。