活動報告

Activities

山井の活動

景気が悪化し、今年10月からの消費税10%増税、延期の可能性が出てきました。

議員にならせて頂いた20年前からずっと、障害者の保護者の方々から『障害年金を引き上げて欲しい!』と必死の要望を受けてきました。
12年かかり民主党政権になった2012年に、やっと『障害年金引き上げ、1級(月6,250円)、2級(月5,000円)』の法案が成立。
しかし政権が代わり7年間、障害年金引き上げは延期され、やっと今年10月から引き上げ予定です。

しかし消費税増税が延期されたら、再び障害年金引き上げは延期されそうです。
そこで根本厚労大臣に『景気が悪化したので消費税増税は延期すべきだが、その場合でも、障害年金は予定通り引き上げよ!』と、要望しました。
200万人の障害者の悲願なのですから。
しかし根本厚労大臣は「増税が延期になった場合、障害年金引き上げや職員の処遇改善をやるか否かは答えられない」と答弁。

☆ 10月からの障害年金引き上げを!-根本厚労大臣に要望 ☆
~ 5/15 厚生労働委員会 質疑要旨 ~

山井
障害年金の引き上げ(年金生活者支援給付金)は、私が議員に初当選した20年前から、障害者の保護者の方々から切実な要望受けている。民主党政権で2012年に障害年金引き上げの法律を成立させたが、消費税10%の先送りの結果、4年延期されている。景気が悪化している現状では消費税増税は延期すべきであり、実際、増税延期の議論が高まりつつある。ついては、もし消費税増税をしなくなっても、障害者や保護者の悲願なので10月から予定通り、障害年金の1級は月6250円、2級は月5000円の引き上げを実現してほしい!
根本厚労大臣
政府としては、消費税の増税に向けて準備をしている。増税が延期になった場合に、消費税を財源とする政策をどうするかということは答えられない。
山井
消費税の増税分を財源とする政策でも、過去の子育て支援政策など、他の財源をねん出して個別に実施された政策もある。障害年金の引き上げは、今度こそ実現すべきだ。また、10月から予定されている介護職員、障害福祉職員の処遇改善も、低賃金で人手不足が深刻な中、実施取り止めは許されない。消費税増税をしなくても実現すべきだ。
根本厚労大臣
「消費税増税をしない場合のことは答えられない。
山井
消費税増税をしないと障害年金引き上げや介護職員、障害福祉職員の処遇改善はしない、という答弁ではなく、答えられない、という答弁は、消費税増税をしなくても、障害年金引き上げや職員の処遇改善をする意欲があると理解した。ぜひ、10月からは約束通り、障害年金の引き上げや職員の処遇改善を実現して欲しい。アベノミクスがうまく行かずに、増税ができなくなる、ということは、政府の政策の失敗であり、障害者や福祉現場には責任のない話だ。

 


連日、日本各地で悪質な性暴力事件が発生し、無罪が増えています。
先日、被害者の方々が山下法務大臣に『有罪になるように刑法改正を!』と直訴されました。
しかし、山下大臣はゼロ回答。
性暴力被害の当事者の方々が、マスコミに対して顔も出し、勇気をふりしぼり、法務大臣に直訴しても『ゼロ回答』とは許せません。
性犯罪の起訴(有罪)率は、過去5年で約10%低下しています。
平成26年度 43、3% ⇒ 平成30年度 34、7%)
『早急に厳罰化のための刑法改正が必要!』と、山下法務大臣に強く求めました。
「まず実態把握をする」と山下大臣は後ろ向き答弁を連発。

☆ 性暴力犯罪防止のため刑法改正を!-山下法務大臣に求める ☆
~ 5/15 法務委員会 質疑要旨 ~

山井
性暴力犯罪について、起訴率が低下し、無罪犯罪が相次ぎ、多くの女性、男性が怒り、不安、抗議の声をあげている緊急事態だ。刑法改正は早ければ来年秋に行うことになっている。早急に検討会を始めるべきだ。
山下法務大臣
起訴率の低下は、個々の判断の集積で評価できない。刑法は実態把握を進める。
山井
実態把握は当然だ。悪質な性暴力事件が相次ぎ無罪になり、被害者が増えている、これからも増えるのに、『実態把握する』という後ろ向きな答弁ばかりでは、犯罪を放置していることになる。女性の人権、人間の人権を守るのが国の責務だ!無責任すぎる!

 

20190515やまのい和則配布資料_厚労委
20190515やまのい和則配布資料_法務委


今日の昼食は、2回の国会質問の合間に、会議で出されたチキンライス、唐揚げ、エビフライ弁当。
カロリー高めでしたが、美味しかったです。

緑茶発祥の地である宇治田原町が推薦しておられる新商品、玉露ティーパック『大道寺』。
晩遅く戻った議員宿舎で一人で飲ませて頂きました。
甘くて、味わい深く、美味しかったです。
ほっこりして、1日の疲れもとれました。