2019.1.15
美しい海や珊瑚、辺野古を守りたい
海上から辺野古の基地埋め立て予定地を視察。
美しい海、海底の美しい珊瑚に感動しました。
地元の方々からは、『辺野古の基地建設は十数年、完成までにかかる。それまでに状況も変わるはず』『2兆数千億円もの工事予算がかかる』『辺野古基地が完成しても、普天間基地が返還されるわけではない』『何とか工事を止めて欲しい!』『美しい海を守ってほしい!』『基地でなく、美しい海や珊瑚の観光地として、辺野古を守りたい!』との切なる声をお聞きしました。
夕食は沖縄料理。
『なんで、もずくを揚げ物するのか?わからん。生で食べたら、ええやないか?』と話す原口一博国会対策委員長の言葉に、私もうなずきながら、食べました。
大ヒット映画『ボヘミアラプソディ』を昨年末に観ました。
『伝説のバンド。クイーン』の素晴らしさだけでなく、同性愛、異性との愛、人生を考えさせられました。クイーンのメンバーであるブライアン-メイも、辺野古基地反対の署名を呼びかけています。私も署名しました。
沖縄の方々は『海外の方々も反対の声を上げています。日本でももっと反対の声が高まって欲しい!』と言っておられました。辺野古の問題と言えば、『沖縄の問題』と思われがちです。しかし、これは日本人みんなの問題です。
戦争で本土を守るために、多大な犠牲を払った沖縄に対して、私たちは、いま黙っていてはダメだと思うのです。沖縄のために声をあげ、行動することが必要です。十数人の仲間の国会議員と共に明日も辺野古に行き、玉城デニー知事と懇談し、防衛省などと今後の対応を議論をします。工事の強行には、玉城デニー知事を先頭に、沖縄県が大反対しています。
沖縄では約9万人もの地元の民間人が戦死。その人類歴史上、最も悲惨な地上戦の象徴がひめゆり学徒隊です。多くの無防備な女子高生が米軍との戦闘の最前線に駆り出され、砲撃、銃弾、火炎放射器などの総攻撃を受け、亡くなりました。『戦争に勝てる、と聞かされて、駆り出されました。まさか、ほぼ全滅するとは』との、生き残った方の話を聞きながら、『なぜ、戦争を止めることができなかったのか?』と、私も心が痛みました。
当時の政治の責任です。
また、地元の方々からは、『沖縄の人間は、人間扱いされていないのでは?』『沖縄だから、悲惨な地上戦をさせたのではないか?』『沖縄が戦争の犠牲になるのは、もうたくさん!』『戦争の悲惨な犠牲の上に、私たちは、戦争は絶対にダメ。新しい基地は作らせない!との信念を持つに至りました。この信念は変えられない!』『まだ、戦争は終わってない!』など、強い不戦の思いをお聞きしました。
戦争でお亡くなりになられたすべての方々のご冥福をお祈り申し上げると共に、日本が二度と戦争をしないように取り組むことを誓います。
合掌