2019.1.10
社会保険労務士会新春賀詞交歓会・京田辺市商工会の新春賀詞交歓会
社会保険労務士会の新春交歓会に出席しました。
社会保険労務士さんは、働く者の労働条件を守り、また、経営者をサポートする力強い味方です。
消えた年金問題でも解決のために、年金のプロの多くの社会保険労務士さんに大変お世話になりました。
2日連続、天下一品こってりラーメンを食べてしまいました。
京都市内で新年行事をはしごしていると、『スタミナがつく』という言葉に誘われ、ついつい天下一品に行ってしまいます。
本当は唐揚げも食べたかったですが、カロリーを考え、控えました。
『外国籍児1万4000人。就学不明。自治体、4割調査せず。外国籍児「通学義務でない」』(毎日新聞、1月10日)
外国籍の子どもで学校に就学しているか不明が1万4000人。
4割の自治体が調査もしていない。
理由は、義務教育の対象でないから。
安い労働者が必要だとして多くの外国人を迎え入れながら、その子どもたちは学校にも行かせず、ほったらかし。
調査もしない。
私は子ども食堂で、お腹を空かして連日通ってくる多くの外国人の子どもたちに出会いました。
また、低所得者の学習支援教室で、学校の授業についていけない、あるいは不登校の、外国人を親に持つ多くの貧困家庭の子どもたちに会いました。
共通点は、みんな日本語が不自由で、貧しく、かつ、回りから差別を受けているという『三重苦』です。
私がどうしても現状のままでの外国人労働者受け入れ拡大に積極的になれないのは、外国人を人間として温かく受け入れる体制ができていないからです。
また、私の近くであったケースでも、外国人労働者が病気で病院に来たが、言葉が通じず、十分な治療が受けられず、仕事場の上司は『彼は派遣社員だから、自分には病院まで付き添う責任はない』と言ってサポートせず、病院が大混乱した、というケースがありました。
政府は、人手不足だからと、外国人労働者受け入れ拡大の法案を強行採決しました。
しかし、今後は、その受け入れ体制整備のため、病院、学校、保育園、役所などの対応を莫大な労力、予算、人員を割いて自治体が行うことになります。
外国人との共生社会をつくるのは、簡単ではありません。社会構造を根本から変えます。
その覚悟や理解を国民がするために、十分に時間をかけて、外国人労働者受け入れ拡大の法案は審議すべきでした。
今の日本人の中にも貧困家庭や違法状態で働かされている方々、不安定就労の方々が多いのに、その問題を放置しながら、更により貧困で違法状態で不安定就労になり、その結果、失踪や行方不明になった外国人がすでに7万人以上もいるのに、現状の問題を全く解決せず、放置し、外国人労働者をどんどん増やすのは、危険です。
とにかく、外国人にとっても日本人にとってもハッピーな形たちになるよう働きます。
京田辺市商工会の新春交歓会に出席。
5年後の新名神の全線開通や学研都市の発展など明るい展望の京田辺市。
松井山手駅や新田辺駅の周辺開発も進みつつあり、商工会も活気があります。
新しい住宅も増え、子どもも増えています。