活動報告

Activities

山井の活動

 
ー 山下法務大臣と初の論戦 ー

外国人労働者の待遇改善のみならず、甘い見通しで外国人労働者を多く受け入れ過ぎたら、日本人の賃金が下がったり、日本人の雇用が奪われ、外国人労働者にも迷惑をかけかねない、と山下大臣に訴えました。

中国、ベトナム、カンボジア、フィリピンの技能実習生の皆さんが、私の質疑を傍聴されました。
傍聴して下さった技能実習生の方々は、
段ボール工場で働いていて指を3本失う大ケガをしたが『あなたは仕事ができないから、帰国しなさい』と治療も労災も受けられずに、帰国を迫られたり、、、
『朝9時から夜中2時までの長時間労働』
『休みが月1日』
『時給300円』という現状を訴えておられます。

質問が終わったあと、その実習生が、国会の廊下で私に亡くなった指の部分を見せながら、『自分のことを国会質問してくれて有難う。私と同じようなケガで他の外国人が苦しむことがないように、私の話をみんなにして欲しい』と言いました。
自ら指を失いながらも、その被害を公表することにより、他の実習生の処遇が良くなるように願う、その実習生の姿に、私は頭が下がりました。
そして何度も私に『有難うございました。有難うございました』と頭を下げる、その姿にほろっときました。

技能実習生は、わざと危険な仕事に安全教育も受けないまま就かされるケースが多く、日本人より労働災害でケガする割合が10倍だとさえ言われています。

私は山下大臣に『技能実習制度を今回の法改正で、存続、拡大する以上、技能実習生に会って、話を聞いて、現状の悲惨さを知るべきではないか?』と迫りましたが、山下大臣は実習生との面会を拒みました。

もちろん、技能実習生の多くは、ハッピーに日本で働き、生活していると信じていますが、年に7000人が失踪し、一部に、深刻な最低賃金法違反、賃金未払い、深夜までの残業、月1日だけの休みが明らかになっている以上、早急に改善しないと、国際問題にもなりかねません。


入管法の審議などが紛糾し、与野党の調整のため晩8時半まで国会で仕事。
みんなで会議をしながらお腹がすき、仲間の議員が『シーフードヌードル、食べたい!』と叫んだので、私もつられて、久しぶりに食べました。