活動報告

Activities

山井の活動

早朝、ひめゆりの塔にお参りし、献花をさせて頂きました。
看護要員として戦場に動員されたひめゆり学徒隊は、沖縄の戦争の悲惨さの象徴であり、私も『ああひめゆりの塔』(吉永小百合)などの映画を見て、衝撃を受けました。

隣の資料館には、亡くなった二百数十名のひめゆり学徒(戦争に動員された女学生)の顔写真とプロフィール、亡くなった際の状況が記され、絶句し、合掌しました。『負傷兵の看護をしていた壕(ほら穴)にガス弾が撃ち込まれ、ひめゆり学徒40数人が戦死。生き残った女学生も機関銃や火炎放射器に追われ戦死。海辺の断崖に追い詰められ自決した女学生も多かった』という、ひめゆり学徒の生存者のお話に衝撃を受けました。90歳を越えられた生存者のお一人、島袋淑子さんの発言『「戦争はさせないの心」を受け継いで』響きました。
『どんなことがあっても、戦争はダメ』『戦争につながる新しい基地はつくらせない』という島袋さんの魂の叫びは、過去の話でなく、いま私たちに投げかけられています。資料館を出た後も、地域の方々の話をお聞きしましたが、『新しい基地はつくらせないで下さい!』と、手を握って懇願されました。沖縄では、まだ戦争は終わっていないと感じました。

ひめゆりの塔の前で出会った現地の方が、私のことをたまたまご存知で、話をお聞かせ下さいました。
『毎日、ひめゆりの塔を見て、私もつらいです。沖縄では、まだ戦争は終わっていません。沖縄に基地はいりません。戦争は絶対ダメです。平和を守るために頑張って下さい』と声をかけて頂きました。
戦争でお亡くなりになられた、すべての方々に対し、ご冥福をお祈り申し上げます。
平和な日本を守るために全力で頑張ります。合掌。

朝食は、移動の車の中で、コンビニで買った納豆巻き。