2018.2.9
「裁量労働制なら、最低賃金割れでも違法ではない」と厚労大臣
『裁量労働制の方が一般の労働者より労働時間が短い』との安倍総理の答弁の裏付けがデタラメであることが、今日の私の質疑で明らかになりました。
労働政策研究機構の正式な調査では『裁量労働制の方が労働時間は長い』とはっきり結果が出ています。
長時間労働を是正すると政府が言いながら、実際には、長時間労働になる裁量労働制を拡大するのは、あり得ません。
弁護士ドットコム
『最低賃金で働く裁量労働制の労働者は、長時間労働でも残業代が出ないので、時給換算で最低賃金を割るのでは?』と質問する私に対し、加藤厚労大臣は『裁量労働制なら、最低賃金割れでも違法ではない』と答弁。裁量労働制の拡大は危険過ぎます。
『働き方改革、国会論戦上滑り』(京都新聞)。私の国会質問が記事になりました。残業代ゼロ制度について『山井氏は、法改正が実現したら、新たに何万人の営業マンが対象になるのか?』と質問。加藤厚労大臣は『数字で申し上げるのは難しい』と逃げの答弁。13日(火)にも長妻議員、今井議員が働き方改革について質疑します。