2015.12.5
アフターケアを考える集い
あさぎりフェスティバル(ゆめりあ宇治)に行き、1階で唐揚げと朝採りホウレン草を購入。2階、3階では、知り合いの女性とたくさんお目にかかり、女性パワーの素晴らしさを痛感しました。
アフターケアを考える集い「施設や里親家庭などで育った子どもたちのその後」(東山区の京都府家庭支援センター)に参加。大変、大変重要なシンポジウム。
「アフターケア相談所」の高橋亜美さんの切実な講演「児童養護施設を退所した子どもたちの困難な状況」を聞きました。
「低学歴、無資格」
「ほぼ全員が非正規雇用。正規雇用に就けない」
「倒れる親がいない、安定した住まいがない」
「病気や解雇になれば、即、苦境」
「借金、ホームレス、自殺、性産業、望まない妊娠、中絶のリスク」
「児童福祉法を改正し、20歳まで望めば養護施設に住み続けられるようにすれば、就職に失敗したケースでもやり直しやすいし、安定雇用に就きやすい。また20歳まで施設に住まいながら専門学校や大学に行き資格がとれれば、正規雇用、安定雇用に就きやすくなる」
「20歳までは社会の責任で、養護施設の子どもたちを支えていこうよという、児童福祉法の改正が必要」
高橋さんの主張の通り、来年の通常国会で、児童福祉法を改正し、対象を今の18歳までから、20歳までに拡大すべきです。12月10日(木)には厚労省の有識者会議が「児童福祉法の対象を20歳までの拡大すべき」と提言する予定です。